解決済み
情報処理技術者試験、アプリケーションエンジニアは何に変わりましたか?昔、アプリケーションエンジニアという試験があったのですが、いまは変わったようです。 人気がないからでしょうか? 前は、ソフト開発?の次に受ける試験という人が多かった気がします。 受けたいのですが、今はどうなりましたか? 前とどうちがうんでしょうか?
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特種情報処理技術者試験の範囲を広く継承している試験は、現在、システムアーキテクト試験として実施しております。 また、プロジェクトマネージャ、ITストラテジスト試験にも共通範囲が盛り込まれており、 特種情報処理技術者からこの3つの試験に範囲を分断したと考えられます。 ただし、ステップアップのモデルとしては、システムアーキテクト→プロジェクトマネージャ→ITストラテジスト と言うステップアップを想定して作られており、試験の難易度も、段階的に難しくなっています。 88年には、オンライン情報処理技術者と言う現在のスペシャリスト試験の前進の試験が開催されるようになりました。 96年以後、ネットワーク、データベースなどに別れるわけですが。 また、96年以降に、生まれた試験として、プロダクションエンジニア、システム運用管理エンジニア、マイコン応用システムエンジニア試験がありました。また、2001年以後に情報セキュリティアドミニストレータ、テクニカルエンジニア情報セキュリティ などの試験ができたとおり、オンライン情報処理の後継と思われる試験が続々と分岐し登場してきました。 さかのぼりますが、 すでに80年代後半には、第一種情報処理技術者から、業務経験の乏しい者は「オンライン情報処理」へ 業務経験の深い者は、「特種情報処理技術者」か「情報処理システム監査技術者」へと選択する者が多かったようです 特種情報処理技術者は、96年の改定から、アプリケーションエンジニア試験として範囲の大部分を継承しております。 2000年には、プロダクションエンジニアの基本設計に関する分野をアプリケーションエンジニアへ、詳細設計に関する分野を ソフトウェア開発技術者へ継承し廃止しました。 これにより、アプリケーションエンジニアは現在のシステムアーキテクトとほぼ同等の試験となりました。 時代がかわり、ITアーキテクト分野の専門化や枠組みが明確化しました。米国ではITアーキテクトと言う職種が存在しており また、業務分析や業務設計の重要性も高まり、現在のアメリカ的名称である「システムアーキテクト」試験となったのです。 アプリケーションエンジニアですと、アプリケーションスペシャリストと言う職種が、米国では定着化しており、日本でも使われるようになってきています。 そんな中、アプリケーションと言う言葉より、業務構造のIT化の設計者と言う意味合いで、「システムアーキテクト」というようなあいまいな表現になったように思います。 他の試験名称も同様で、ITストラテジストや、~スペシャリスト、~テクニカルエンジニアなんかも、米国の職種名に近いようでちょっとちがう非常にあいまいな名称です。 テクニカルスペシャリストや、アプリケーションスペシャリスト、などを想起させる名称ですね。 ちなみに、試験制度の変更は、2000年までは、年齢(業務経験3年以上)が必要でしたが、現在は無くなりました。 午前Ⅰが応用情報技術者より上の試験の合格後2年間の免除が有効になっています。 合格率は、かなり上昇しています。 アプリケーションエンジニア時代は、7.2%らしいですけど、現在は、10%弱です。 下位試験の合格率も上昇しています。 特に、応用情報技術者(年2回20%弱)と、第一種情報処理技術者(年1回10%弱)の違いは明白です。 また、以前は、ソフトウェア開発に合格すると、アプリケーションエンジニアより、テクニカルエンジニアを経由する人が多かったですが、応用情報から、システムアーキテクトにステップアップしやすくなったように思います。 ただし、情報セキュリティスペシャリストと言う試験が、年2回となっていますので、これを経由してから、そのほかの高度試験にチャレンジする人も多くなりますと、 ネットワークやデータベースより上(サービスマネージャ、アーキテクト、ストラテジスト、プロマネ)などの難易度は、大げさに言うほどの変化は無いです。 逆に、ソフトウェア開発からセキュスペを受験する人が結構いますので、高度試験の難易度は、合格率は上場していてもさして下がってはいないように思います。ただし、セキュスペ、デスペ二つ合格するのと、テクニカルエンジニアひとつ合格するのとでは、前者の方が特にも見えますよね。この辺の難易度評価は難しいです。 いずれにしても、応用情報以下(&基本情報)の難易度や差別化を計った(民間の検定レベルの試験)は格段に下がったように思いますが。
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