解決済み
薬剤師って…? 薬学部4年の者です。服薬説明の練習として親に相手をしてもらいました。親には説明長くて眠くなると言われてショックを受けてしまいました。現場でもこういう扱いを受けますよね? あと疑義照会の練習の際も親に医者に薬剤師が処方せん変えてもらうなんて生意気だし応じてくれないんじゃない?といわれてますますへこんでしまいました。 薬剤師の存在意義ってなんなんだろうと最近思いはじめてきてつらくなってきてしまいました。教師を目指せばよかったなと後悔しています。 皆さまは薬剤師についてどう思いますか?また現役の薬剤師さんには現場はどうなのかも聞いてみたいです。長々とすいません。
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指導について 大学で教えるスタイルはあくまで理想。現場では絶対ムリってことも平気でやらせます。 指導の基本は説明をするのではなく、患者さんから話してもらうことです。 こちらが一方的に話すと患者さんは嫌がる方が多いので状態や疑問について話してくれるような質問をします。これがテクニックです。大学授業は生真面目、でも現場は臨機応変、今はその程度覚えていれば十分です。 薬剤師の仕事は習うより慣れろ。現場で先輩の背中を見てその知識やテクニックを学ぶ方が大学で教わるよりもずっと身になります。 疑義照会について 一昔前なら医者に意見するものなら罵倒された時代があったのも事実ですが、あくまで過去の話。 現在はほとんどの医師が処方せんに明らかな間違いがあれば、素直に訂正させてくれます。新しい薬が発売されたときに知り合いの医師からどんなものなの?と相談を受けることもあります。 病院ではチーム医療が確立しつつあるので薬については意見を述べることもできます。ただしそれ相応の知識が必要ですが。 もちろん、どうでもいいことを疑照すると怒られますが…。 薬剤師の存在意義 話を聞いていると保険調剤の話が多いですが、薬剤師の仕事はそれだけでしょうか? 私の場合、相談薬局形式のOTCの販売に力を入れています。医師の指示に従うわけでもなく、患者さんに合った薬を薬剤師が選んで治す。これが一番の醍醐味です。当然OTCでは対処しきれない場合もありますが、わざわざ患者さんが自分のところまで相談に来てくれた、それだけでも十分、意義をなしていると思います。 実際現場に立って、自分を指名してくれる患者さんが付くようになれば一人前、その患者さんにとっては必要な存在となることができるのです。 いずれ大学の半ばは不安が付きまとう時期です。私もそうでした。でもそれは冴えない現場を見てきた気になっているだけで、実際に働くとそんな不安が全く意味を成さなかったんだと気づきます。 あと2年です。今後悔するよりも留年せず、ストレートで国試に受かることだけ考えてください。 この業界死ぬまで勉強。実際、大学で習うことなんて上っ面だけです。是非それをすべてだと思い込まずに、まずは現場に飛び込んでみてください。良い経験もイヤな思いもしますが、そうやってみんな一人前になっていきます。 長々と語ってしまいすみません。
なるほど:2
>親には説明長くて眠くなると言われてショックを受けてしまいました。 そう思ってる患者は結構いるかも知れませんね。それぞれの人にあわせるしか無いですし、文句を言われた時は凹まないことが大事です。接客業だから仕方ないです。 >あと疑義照会の練習の際も親に医者に薬剤師が処方せん変えてもらうなんて生意気だし応じてくれないんじゃない? 生意気でも疑義照会しないと何かあったとき責任を問われますから疑義照会は重要ですよ。応じてくれなかったらその旨を薬歴に残せば良いですし。 >薬剤師の存在意義ってなんなんだろうと最近思いはじめてきてつらくなってきてしまいました。 存在意義を疑問に感じるのは薬剤師だけでなく他のコメディカル(最近はパラメディカル?)にも言えることだと思います。その原因は職能がかなり限定されているからだと思います。 解決策としては①職域を広げる②限られた職能を深く掘り下げることだと思います。 あとこれから海外からの移民が増えて病院にかかれない人が増えてくるので自然と存在意義も出てくると思いますよ。
なるほど:1
現場は理想通りにはいきません。 『医者でもないのになんでお前らに色々聞かれなくちゃいけないんだ!』 『病院の先生に聞いてますから、説明は結構です!』 『薬局は薬だけ出してりゃ良いんだ! 早くしろ!!』 50歳~65歳の人は特に面倒です。 ちょっとでも待つとイライラして、怒鳴る。 人の言う事は聞かない。 でも病院では大人しい。 地域柄もありますので、 その地域の人の特性や年齢によっても投薬スタイルを変える事も必要です。 疑義紹介もこちらから処方変更のお願いなんかできません。 調剤薬局と病院ではやはり病院の方が立場が上です。 病院の看護師や受付事務の人からも調剤薬局の薬剤師は下に見られますよ。 それでも、我慢しないと病院の事務さんや看護師さんに嫌われると仕事にならなくなるのです。 ですから、まずは丁寧に受付事務の人に疑義紹介のお伺いをします。 保険や記載方法の確認の場合は事務の人に聞くわけですけど、 ものすごく態度の悪い横柄な対応をされることもあります。 先生に問い合わせする時も、簡潔に疑義内容を話し、場合によっては選択肢を示しますが、 あくまでも決定は先生にしてもらう聞き方をしなければなりません。 ここでトラブルになれば、他に店舗を持つ薬局であれば転勤だし、最悪クビになります。 調剤薬局の薬剤師は医療職というより、小売業の面が強いですからね。 理想と現実のギャップはあるかもしれません。 投薬に時間がかかりすぎる薬剤師はどんなに丁寧な投薬でも、経営的には困ります。 現場では 1人で何人の患者をトラブル無くこなせるか。 門前病院の受付事務、看護師、Drと上手くやっていけるか。 薬局内の人間関係のトラブルを起こさない。また、それを管理できるか。 以上が大事な点です。 薬剤師としての薬学的知識を生かした職場とは言い切れません。 サラリーマン的スキルの高い人が出世します。 そういう意味では病院の方が薬剤師としてのやりがいはあるかもしれませんね。
効能を長々と語られると確かに分からなくてどうでもよく聞こえます。 PLや解熱鎮痛剤がでていれば・・・ 粉薬は(PL)くしゃみ鼻水鼻づまりを抑える薬です。食後30分以内に飲んでください。眠気が出やすいのと口が乾きやすくなるかもしれません。解熱鎮痛剤は、痛い時や38度以上?の熱がある時に服用してください。これも眠くなります。コップ1杯の水で飲んでください。 など、結構簡略された説明が多いと思います。 車の運転には気を付けてねとか、痛がってて飲みすぎそうな人?には1日に*回までで@時間以上あけて飲んでねとか、その場の状況によってオプションは様々ですが全部言っていたら長くなりますし。 薬剤情報の紙や薬袋にも書いてある場合ありますしね。 毎回同じような内容で通院している方には、「どうですか?落ち着いてきましたか?」などと聞く方もいます。問診で風邪薬服用でカンジタになっていたことに気づく場合もありますし。 医者に言えなかったことを薬局で思い出すこともあります。医者には言いにくいことでも薬剤師には言えることもあります。 照会は大切な仕事です。薬剤師から手渡されてはじめて患者は薬を口にしますから。 医者は病気のプロですが、薬剤師は薬のプロですよ。 患者にとって、実は一番身近で確実な情報を与えなければならない職業です。がんばってください。
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