解決済み
agecheck7823さん。お礼が遅くなりましたが、質問の回答ありがとうございました。 とても参考になりました。私は、自分の勉強方法が定まらず、ずっと迷いながらいたように思います。ひとつ質問させていただきたいのですが、行政書士試験はたくさん覚えることがあります。 どのようにして覚える工夫をされましたか。 宅建を受験したときに、問題演習を通じて覚えたのですが、どうもそれと同じ方法だとあいまいな気がします。 覚えることと演習は別なのでしょうか。 それと過去問題の方をまず何度か繰り返してから他の問題集に取り組むべきでしょうか。 お忙しい中、お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
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リクエストで緊張しますが、文章が下手なので分かりにくい回答になるかと思います。申し訳ありません。 質問ですが、①私個人の暗記方法、②暗記と演習は別か、③過去問と演習本等の取り組む順番ですよね。内容としてかなり一般的な記述が含まれること及びあくまで私個人の意見であることを併せてご容赦下さい。 ① 私が知識等を暗記する際に大切だと思うことは、自分が(a)「広い意味で暗記が得意か」と(b)「どのような暗記型」かを把握することです。(a)は単純にインプット行為の回数・時間を多くとるか、短めでも大丈夫かという問題、(b)が勉強方法に関する問題です。 例えば、私は「(a)⇒×、(b)⇒どちらかというと短期記憶には自信がある。」と自分では考えています。つまり、全く知らなかった知識について「(a)覚えは悪いけど、(b)ある週の月~土に必死で暗記した知識は日曜日の試験時にキッチリ頭に残す自信はある。ただし、その知識が翌週の日曜日には半分以上曖昧になっている自信もある。」ということです(くだけて言うと一夜漬けが得意です)。 ですから私は、「自分にとって既に定着している知識」と「自分の中で曖昧な知識、知らない知識」を区別することを意識しました。暗記が苦手な以上、前者と後者を同じ回数解くのは非効率(後者の暗記回数を増やすべき)だと考えたからです。そこで、肢を解いた際に、正解しかつ解説通りの思考だったものに○、正解したが解説を読むと考え方や根拠条文が間違っていたものに△、知らない・不正解だったものに×をチェックしていき、先の質問で書かせていただいたような方法(初日1~100、二日目は前日の△×肢+101~200)で△か×が一定回数溜まるとそれを「苦手肢」として一元化用のノートにストックしていきました。 そして、苦手肢の中でもテキスト等を参考にして、行政書士試験で頻出分野か別の分野かをマーカーなどの色分けでメリハリをつけていました。これで、「重要分野」の「苦手肢」は本番で自分にとって致命傷となりかねない知識だと自覚できます。 また、こうした作業は、不安になるであろう試験数週間前などの直前期に「自分がまずするべきこと」を「迷わずにできる」ための準備だとも考えていました。 一方で、(a)暗記が得意で(b)長期記憶も大丈夫(何回かすれば忘れにくい)という人でしたら、必然的に演習本を回す回数は少なくなるでしょうし、重要分野がどうかなどのメリハリも不要で、単純に本を前から解いていけば済む話になります。間違えたところだけ、重要分野か否かにかかわらず講座やテキストに戻り再度暗記すればある程度長期間定着させられるわけですから。 ② 「暗記と演習が別か」という質問に対しては、「個人による」としか言えないのが心苦しいです。 私は前述の通り暗記が苦手でしたし、「知識がない状態で演習をしても無駄に間違いが増えていくだけ」と考える性格でしたので、まず本気でテキストのインプット行為をして、知識に自信をつけてから演習にとりかかりました(暗記と演習を明確に分けた)。あ、本気でといっても、メリハリ付けはしました。何度も言って恐縮ですが、重要でない分野の勉強に時間を多く取られることは避けてくださいね。 しかし、人によっては「まず一度テキストを読むなり講座が済んだら、そこで演習を始めた方が弱点が早期に判明する。そして、苦手肢が大量に生じても、頻出分野の苦手肢は当然つぶし、ほとんど出ない分野の苦手肢は最悪無視する。この方が効率的」と考える人も当然います。 より具体的に言えば、前者のタイプ(私)は、一科目のテキスト・講座を一通り終えたあとで更にそれのインプット作業に入り暗記に計一ヶ月程かける。その上で演習に入る。というのに対し、後者は一科目のテキスト・講座を半月ほどで一通り終わらせたらすぐその科目の演習に入るという感じです。 ただ、くれぐれも言いますが、前者のタイプだとしても、会社法や基礎法学、公務員法といった分野の暗記に一ヶ月なんてかけないで下さい。 また、どちらにしても、演習の際には少なくとも一周目は「解いた。間違えた。解説読んだ。さて次だ。~~全部終わった。」で済まさないで下さい。ある分野(例えば、「行政事件訴訟法」と大きくてもいいですし、「取消訴訟」「無効等確認訴訟」などと小さくても良いです)について一通り終えた後は、講座や基本書でその分野の復習をザッとでいいのでして下さい。 ③ 過去問と演習の取り組む順番については、あくまで私個人としては、演習から先に済ました方がいいかと思います。といいますのも、巷の演習本や模擬試験がいくら解けようと、何点とれようと、本試験での点数だけで合否が決まります。そして、本試験の点数がもっとも正確に測れる素材はもちろん過去問です。なので、過去問はインプット・アウトプットが一通り済んだ後で行うのがよろしいかと思います。
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