解決済み
来年度社労士試験を受験したい者です。相談にのってください。 私は最近まで企業の人事部で3年勤め、三ヶ月前に出産し、現在は育児休業中です。ただ仕事を休んでいるだけではと思い、復帰時に役立つよう育児休業中に社労士の資格を取りたいと思っています。 復帰後は以前の職場でしばらく働く予定ですが、その後は社労士の資格を活かした別の職場でも働いてみたいとも思っています。そして将来独立できたらと夢もあります。 質問です。0歳児の育児をしながらの勉強、受験、合格は可能でしょうか?方法はユーキャンの通信講座を考えています。今までFPや衛生管理者の資格試験を受けた時、参考書が使いやすかったからです。 また、社労士として子持ちで働くのは現実的でしょうか?子供は複数人考えていますが、育児が落ち着いたらまたしっかり仕事したいです。 アドバイスよろしくお願いします。
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私は、元社会保険労務士会会員で、昨年まで5年間在籍していた者です。 結論から言えば、社労士への道は非現実的です。 どうしても就職・転職向けの資格にこだわるのなら、看護師・介護士など医療・福祉系資格みたいに、 実際に自分の体を動かして、実務にむけた職業訓練を経て取得する資格がお薦めです。 美容師・理容師などもいかがでしょうか? 確かに、TACさん、LECさん、ユーキャンさんなど、資格予備校などの広告や社労士会員さんサイトなど資格商法業者サイトを拝見すると、夢と勇気と希望を与えるポジティブな広告が多くて、 誰でも、それを鵜呑みにして、社会保険労務士試験を受けたくなりますよね! だから、受験者が急増して、最近では6万人~7万人も受験します。 そこで、ネガティブで申し訳ございませんが、資格商法業者と、 現実の実態を紹介します。 ※前者が資格商法業者、後者が現実です。 1.全国で労働や社会保険問題のスペシャリストを必要とする事業者は、数百万事業所、どこの事業所でも喉から手が出るほど欲しい人材です。 それに対して社労士会会員は、3万人台と圧倒的に不足していて、 今社労士として独立開業すると、あちこちの事業所から、 顧問契約の申込み、講演依頼など引っ張りダコで、山ほど仕事があります。 ちなみに、全国の社労士平均年収は、約850万~900万円と、 高収入が得られます! →「平均年収は、約850万~」は、おそらく全国社会保険労務士会連合会が、 会員向けに発行する「月刊社会保険労務士」で、定期的に行うアンケート結果が生み出した、数字上のトリックです。 (仕組みは、アンケート項目が、最低でも500万円未満であり、シカも任意回答なので、この方式だと最低でも500万円以上は確保できます。さらに、自分の年収を自慢したい高収入会員が、アンケートに回答した結果だけを平均したものと推定されます。) 実際は、会員の半分位は、社労士本業で顧問ゼロ、単発的な行政協力と試験監督など良くて年収数十万円、下手すると一つも仕事がない会員も多いです。 なぜなら社労士会会員が近年激増しすぎたために、一人あたりの仕事獲得が困難になったからです。 また、例えば労働統計調査員や労働保険年度更新受付のような単発的な行政協力、社労士会年金相談員など、1日4500円~8000円位の仕事でさえ、何十人も応募者が多く、仕事を獲得するのが命懸けです。 つまり、新人はもちろん、ベテラン会員でさえ、1日6000円位の仕事でも 旱天慈雨のごとく、喜んで飛びつくほど仕事に飢えているのです。 2、社労士資格は、就職・転職にとても有利であり、社労士が就職する又は、 企業や官公庁内で、社労士資格を取得すると、 職場内で、社会保険や労務のスペシャリストとして重宝がられ、 将来の出世に有利で、専門職の管理職としての高収入も夢ではない! (これを鵜呑みにすると、就職情報サイトに良くある「未経験者歓迎!年収600万800万可能」のお仕事でさえ、就職できそうな期待ができそうな気がします。) →実際は、社会保険や労務の実務未経験者なら、事実上就職・転職は不可能です。 社労士資格者なら労務や年金の仕事バリバリできると信じて社労士会入会する方が多いですが、 労働基準監督署の総合労働相談員みたいに、日給9000円未満の非常勤、社会保険雇用保険なしの仕事でさえ、1人募集に対して20人応募など超難関。 年金事務所(旧社会保険事務所)の年金相談員なども、社労士会には元年金事務所実務経験者が何十人もいるので、未経験者が、それらを差し置いて、年金相談員に抜擢されることは、まず不可能です。 他にも、ホワイトカラー系のお仕事なら、正社員は夢のまた夢(履歴書を送付すると大半は書類審査だけで返送される。)のはもちろん、 時給760円の契約社員でさえ、10人募集に対して50人応募で、2回面接受けて2回とも採用見送りになるなど就職難です。 結局私は、実務未経験者には、世の中の誰もが安易に仕事をさせないという、厳しい現実を実感して、社労士会を退会しました。 でも、社労士会を退会した者にとって、これからの人生を歩む上で、大事なことを 実感することになります。 「ただ、冷暖房完備の室内で、チョコチョコと机の上で作業して、ペラペラしゃべるだけで高収入とは、考えが甘かった。 もうこれを教訓に、楽して稼ごうなんて、考えない。」 人間は、実際に自分の体を動かして、額に汗して、頑張って働いて稼ぐことが、 これからの人生を歩む上で、大事なことです。
なるほど:2
すいません。育児をしたことが無いので正確な回答ができませんが。 ご参考までに。 私は通勤時間(30分)でideの過去問7年分を6か月行いながら、「まる覚え社労士」を1回通読しました(10日間)。 過去問はなるべく多くやるようにしましたがそれでも3回位だったと思います。 他にはUcanの模試を直前期に3回受け、2回づつ見直しをしました。 6月からはSRゼミの法改正・白書講座を通読しながら、模試の見直しをしていました。 SRゼミはUcanのアシストでカバーできるので、買う必要はないと思います。 まる覚え社労士とideの過去問を使った理由はどちらもコンパクトで持ち歩くのに便利だったからです。 通勤中、トイレ、昼休憩などなど。 結局10分ずつでもいいから、空いた時間に勉強できる体制がとれるかどうかではないでしょうか。 社労士試験はやった分だけ点数とれますし、過去問を解いているとある程度パターンのようなものが、頭で理解できなくても、体に染みついてきますのでどんどん解くスピードが上がってきます。 FPも持っていますが、社労士試験の方が格段に難しいのは確かです。 しかしながら、子育てしながら受験している人もいますので、モチベーションが保てれば合格も可能ではないでしょうか。
なるほど:3
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