薬剤師の方には失礼かもしれませんが…薬剤師の役割がよく理解出来ません。処方箋を書くのは医師で、

Question

薬剤師の方には失礼かもしれませんが…薬剤師の役割がよく理解出来ません。処方箋を書くのは医師で、その処方箋通り薬をだすのなら特別な知識が必要に思えないのですが…詳しい方教えてください。

Answer 1

処方箋の間違いを正し、正確に調剤し、正しく調剤されたか確認をし、正しく服用されるよう患者に説明する。これがおおまかな薬剤師の役割です。いずれも高度な専門知識が必要な仕事です。この中で正確に調剤するのは一見誰にでもできるようですが、医療先進国のアメリカではこの仕事をアシスタントにやらせるようになって重大な事故が増えたようです。（風邪薬を服用したつもりが意識不明の重体、後遺症が残ったなど）薬剤師が調剤すれば例え名前が似通っていたとしても明らかにおかしな劇薬や毒薬を調剤することはありませんので医療事故の芽を事前に積むことができます。

それに処方箋の間違いを見つけるのってかなり高度な知識が必要ですよ。医師は自分の科の薬を把握していれば良いですが、薬剤師はすべての科から処方箋が来ますからね。それに処方箋のミスを見逃したりしたら責任を問われますから。実際薬どうしの相互作用など間違っている（知らない？）場合が多いです。異なる科を受診している人だと同じ効果の薬が処方されてることもありますしね。決して処方箋通りに調剤するのが薬剤師の仕事ではありません。その点はご理解ください。

日本では監査する人や機関が軽視される傾向にありますがそれでは重大な事故は防げないのです。監査機関が機能してないから福島の原発のようなことが起きるんです。知ってますか？役所の監査って日時は予め指定されているし監査する項目を事前に伝えてある場合が多いんですよ。役所の監査こそ意味があるのかと聞きたいです。
話はそれましたが薬剤師の仕事は重大な事故が起こらないように医師の仕事（処方）が適切なものか監査する仕事です。薬は医療の中でも特にリスクが高いので薬剤師という監査職が存在するのです。

Answer 2

他の人も書いていますが、

医者が全てのことを知っていると思ったら大間違えです。勿論一通り勉強していますが、悪まで薬のプロは薬剤師です。

だから、医者は、自分の専門の病気→利く薬 という事しか基本薬に関しては勉強していません。

一方、薬剤師は、全ての薬の作用機序から、副作用、併用作用など薬の知識は全て頭に入っています。

Answer 3

先生の処方箋通りに薬を出したら患者の命を奪う可能性があります。
先生だって間違えてしまうときがありますので…
この薬を○mgで間違いないですか？この病気なら△mgでは？とか、この患者は○アレルギーがあるので△の薬じゃないといけないのでは？とか、この薬が食後になってますが食間じゃないと効き目がないので確認してください、など。
調剤薬局の従業員が薬を患者に渡す前に、薬剤師が最終チェックをしているはずです。
薬剤師は、どの病気には何の薬などの知識も持ってますし、薬の副作用などの知識もあります。
またドラッグストアは薬剤師免許のある人が最低人数いないと営業できません。