私は今デザインの学校でグラフィック科に在籍しています。一年でまだデザイン関係の資格は何も持っないのですが、今色彩検定とレ…

Question

私は今デザインの学校でグラフィック科に在籍しています。一年でまだデザイン関係の資格は何も持っないのですが、今色彩検定とレタリング検定どちらを優先して勉強しはじめたらいいのか悩んでいます。また、レタリング検定は2級以上からじゃないとプロの現場で活用出来ないと聞いたのですが本当ですか？
ご回答の方宜しくお願いします！！！

Answer 1

＞レタリング検定は2級以上からじゃないとプロの現場で活用出来ない
そんなことはないと思いますよ。

じゃあ、実際のデザイナーはみんなレタリング検定の資格を持っているのか？
ってことになりますが、大半は持ってないですし、
持っていても就職に有利になることも、まずないです。

でも、それは、資格所有の有無自体は就職活動に影響はあまりない
ということで、知識があるかどうかとは別の話です。

タイポグラフィをやる時に、
「仮想ボディ」、「アセンダーライン」、「ディスプレイタイプ」等の
言葉が出てきて意味がわからないようでは、デザイナーではないです。

文字のエレメント、その美しさ、構成のバランスなどは
レタリング等を学ばないとわからないことは多いと思いますよ。

色彩検定も同様で、持っていて直接役に立つことは、まずないです。
私も持っていますが、資格所有していることで優遇を受けたことはないです。
ただ、これも知識として、学んでおくことは良いことです。
各カラーシステム等についてを理解しておくことは
デザイナーとしては必須だと思いますし、色についてのあらましは、
プレゼンなどで案内と役に立つ時もあります。

マンセルもオストワルトも知らなくて、タイポに関する基礎知識もなく
「デザイナーに、そんなの関係ない！」なんて言い出したら
浅学を棚に上げて逆ギレしてるだけとしか思われません。

また、レタリングや色彩学は学校でも習うかもしれませんが、
現在学生さんなのですから、
自分で積極的に知識を深める姿勢を持つことが大切だと私は思います。

Answer 2

まず、あなたは何を目指しているのでしょうか？

グラフィックデザイナーなのでしたら、資格は全く必要ありませんよ。

あなたが上げられた資格をグラフィックデザイナーの応募のための

履歴書に書いたりすると、面接者に笑われますよ。

デザイナーの世界ではこの手の資格は全然価値を置かれていません。

色彩検定は日本商工会議所の販売員向けの資格ですし

レタリングもスーパーなどで値札や特売品のアピールに

作成するポスターなどを書くポップライター向けの資格です。

今は値札表示は液晶になり、ポスターなどもパソコンで

作成する時代ですので、そんな資格よりもＡｄｏｂｅのソフト

Creative Suite(IllusratorやPhotoshop)などの検定の方が

まだ見てくれると思います。でも、デザイナーに一番求められるのは

センスと表現力なんですよ。15年ほど前にカラーリスト

（多分、この手の団体の今でも偉い方）の公演を

ある大企業のデザイン部門で聞いたことがありましたが

知識のあまりな浅薄さにみんな失笑してました。

来年か再来年、採用試験の際に胸を張って提示できる

ポートフォリオが作れるように頑張ることが第一です。