以前1年間ほどですが、アニメーターをしていました。 友人には今でもアニメーターや仕上げ(デジタルペイント)として働いている方がいます。 まず、将来性ですが、仕上げは最終的に行き着く先は「色指定」までです。 アニメのキャラクターの頭から足までの色を決める重要なポジションです。 そこまでになるには、2,3年でなれるわけではありません(一概にはいえませんが・・・) 経験のほかに、色彩学も学ぶ必要があるとおもいます。色指定は感覚で合う色を決めているのではなく、RGB(0~255)の数字一桁の違いで色を決めています。 年収については、これも申し訳ありませんが一概には言えません。アニメーションの仕事はほとんどの会社が歩合であったりします。 正直、平均なんて無いような気がします。総合給与から割れば出るかもしれませんが・・・まったく当てになりません。 よっぽどの大手であれば、ある程度のお給与が保障されていますが。(ちなみに、ほとんどの会社が社会保険の保障がないです「健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険など」) そして、仕上げは作画と違って、枚数が多く作業できるので、もし歩合だったら単価は低いです。友人は月に軽く1,000枚は作業していました。 他にも労働基準法を無視した、労働時間や低賃金、人間関係などの問題も出てくるでしょう。 決してアニメの仕事は人に勧められるものではありません。まぁ僕はちょっと作画からの視点で話していますが。 でもその仕事に夢は感じられます。自分が作業したカットがTVで見れた時は最高にうれしいです。 僕はアニメーションの専門ではありませんが、専門で学んでアニメーターになりました。 専門に入るとき当然親に反対されました。ぶつかりました。1週間以上口を聞かなかったり。 自分の気持ちを否定されたようですごくイラだったりしました。でも実際アニメーターの給与ではまったく暮らせず親に助けてもらってばかりでした。 ぜったい忘れないでほしいのは、親は必ず貴方を心配します。それでもやりたいなら覚悟をもって学んでください。専門で楽しくだけ過ごしていたら時間がもったいない!! やりたいことが出来るのはとても幸せなことです。もし将来が仕上げの仕事を辞めていても後悔はありません。 自分は作画の仕事をやっていて辛かったけど今は後悔していないし、そういう仕事ができたことに感謝しています。 ぜひ、しっかり話し合って、考えて決めてください。
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