教えて!しごとの先生
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来年裁判所事務官の一般職の大卒程度(今まで裁判所事務官Ⅱ種と呼ばれていた試験のことです)を受験するものです。

来年裁判所事務官の一般職の大卒程度(今まで裁判所事務官Ⅱ種と呼ばれていた試験のことです)を受験するものです。今年受験しましたが、一次で不合格でした。その後もいろいろな試験を受験しましたが、全て一次で落ちました。 理由はあきらかに自分の勉強不足です。 地元の市役所の試験がまだ残っていて行きたいとは思っているし試験も受ける予定ではありますが、7月に入ってからというものほとんど勉強していないので、今から市役所の過去問を試験の日までやるよりも、もう一回最初から全ての科目をやり直そうと思っています。 しかし、自分が受験する裁事の地区では採用人数が少ないのでもう一回受験したからといって合格できるとは限らないので地元の県庁、市役所なども今年と同じように受験する予定です。 この場合教養は問題数やそれぞれ試験にクセがあっても出される科目にそんなに違いはないのですが、専門は大きく変わってきます。 裁事が第一志望なので専門は憲法、民法、経済には特に力を入れますが、他の専門科目はどのようなペースで勉強したらいいかわかりません。 自分と同じように裁事を第一志望ではあったけど他の行政職を受験した人達に質問です。 どのような勉強方法でやっていましたか? また裁事に合格するためのアドバイスなどもあれば教えてください!!

補足

学部は工学部です。

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回答(1件)

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    裁判所事務官の専門択一試験で課される科目は憲法、民法、経済(or 刑法)と限定的ですが、他の行政職専門択一では、それらに加えて行政法、労働法、刑法、社会政策、国際関係、行政学、政治学などが出題されます。 憲法、民法、経済はどの職種においても必ず出題される科目であることから、最も勉強の比重を置かなければなりません。 これに続いて、裁判所事務官に併願して他の行政職を受験するというのなら、上記の他の科目の中では行政法を特に学習しておく必要があります。 行政法は裁判所事務官試験以外では確実に4~5問は出題されるからです。 ただ行政法分野は非常にその領域が広範囲にわたりますし、人によっては掴みどころのない科目に感じられることもあることから、できるだけ早く、念入りに学習する必要があります。 その他の科目について大まかな情報をいうと、 刑法:他の行政職試験では2問は出題される。 労働法:労働基準監督官では7問。他の行政職試験ではだいたい2問。 社会政策:地方公務員の試験を中心に3問程度。非常に時事的な問題が出題される。 国際関係:国家公務員専門職を除き、3~5問。 行政学:地方公務員の試験を中心に2問ほど(従来の国家2種では5問ですが)。時事と関わる問題が出題される。 政治学:地方公務員の試験を中心に3問ほど(従来の国家2種では5問)。 これらについてはもちろん全てを学習した方がいいですが、中には時事的な問題のために学習したことが生かせなくなる場合があり、あるいは出題数が少ない、といったことから、上記の4科目に比べるとペースを落として勉強してもよいでしょう(だからと言って捨てるということはダメです)。 さて、具体的にどのように勉強するかですが、私の場合ですと、まず、とにかく一つの科目をするときはその科目しかしませんでした。 特に法学分野ですが、内容が膨大で複雑ですので、その科目を体系的に捉える必要があります。そのためにはやはり、一つの科目に全力で取り組むのが最も効率的でした。 もっとも、こうすると後の科目をするたびに、前にした科目を忘れるのではないかと不安になることもままあります。 しかし、それはそれでよいのであって、そもそも一回通っただけで覚えられるような量ではありません。 ですから、一回一回に全力を尽くすとしても、少しでも記憶に残っていればよい、というような感覚で次の科目に取り組んでください。 そして、だいたい3通りくらいすれば、過去問などが解けるようになってきます。 ここまでくれば、ひたすら過去問を解いてください。 そこにおいて気をつけるのは、間違えた問題だけでなく正解した問題であっても、きちんと論理的に正答できたか検証することです。 法学問題であれば、各選択肢の根拠(判例や通説など)を一つ一つ探すべきです。 問題集には解説が付いていますが、あえて見ないで自分で探したあとに確かめる、といったやり方も効果的でしょう。 とにかく自分で考え、探し、そして書き出してみることが一番記憶に残りやすい効率的な勉強法と言えるでしょう。 最後に、合格のアドバイスですが、勉強法はさておき、その次のステップとしての面接についてアドバイスしてます。 来年から試験体系が変わり、最終合格についての各試験点数の比率が変わるかもしれませんが、おそらく従来同様、面接に大きな比重が置かれることは間違いありません。 ですから、筆記試験で点数的にボーダーでも、面接での逆転も大いに考えられ、現に私の周りでは、そのような逆転で合格した人が結構います。 ですから、今のうちから面接について念頭に置いておくことが重要であるといえます。 まず、質問者さんは工学部出身ということで、確実に、「なぜ裁判所を選ぼうと思ったか」を聞かれると思いますから、その応えは用意しておくべきです。 また、志望動機をより強固にするためにも、今から裁判傍聴に何度も行っておくことをおすすめします。 その他、裁判所事務官の面接では基本的に「集団の中でのあなたのあり方」について聞かれますので、アルバイトやボランティア活動などの集団活動に参加し、その中での自分のポジション(リーダーシップ、バックアップ)を見極めることも必須事項と言えるでしょう。 やはり相当の量を勉強しなくてはならないので、何度か嫌になることもあると思います。とりわけ法分野においては、その多くが初耳の事柄でしょうから、なおさらでしょう。しかし、裁判所事務官の中に理系学部出身の方がかなりいるのも事実です。全力で当たれば、必ず報われます。頑張ってください。 大変長くなりましたが、参考になれば幸いです。

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