再受験生で外科へ進むのは厳しいでしょうか？ 当方、国公立医学部1年生です。国立薬学部の修士課程を出て、病院で一年弱働い…

Question

再受験生で外科へ進むのは厳しいでしょうか？
当方、国公立医学部1年生です。国立薬学部の修士課程を出て、病院で一年弱働いた後に受験して今に至ります。今年27歳です。
調剤薬局で処方の勉強がてらバイトしてます。外科や救急など体力的にハードな科に興味を持っているのですが、やはり現役入学者よりも８歳年上であることを考えると、一人前になるまでに時間がかかり、かつ現役寿命が短いとされる外科に進む再受験生はいないのでは？と思ってしまいます。
現在一般外科に一番興味を持っています。体力的には自信があるとは言えません。普通の27歳かと思われます。
そこで、自転車で体力、下半身の筋力の強化を始めています。
特に現役の外科医の方に意見を頂きたいです。
また、今からでも出来る訓練、学んでおいた方が良い科目などを知りたいです。現場に出てからの経験が一番大事であることは承知の上ですが、少しでも遅れを少なく出来るならば今から出来ることをしたいのです。
一応、薬学の修士出てますので、医学書もわりと読めます。
長くなってしまいましたが回答の方よろしくお願いいたします。

Answer 1

現役医師です。
確かに年齢は気になってしまうでしょうね。特に一般外科だとメスをやっと持たせてもらえるのが早くても卒後4〜5年というところだと思います。もちろん、研修される病院によって大きく差があります。
早ければ研修医2年目から手取り足取り指導してくれる施設もあれば、10年目になってもまだ第一助手しかさせてもらえない施設もあります。
卒業直前に研修される病院をよくリサーチしておくといいでしょう。
あと、科にもよります。心臓血管外科や脳神経外科は他の外科系の科よりも独り立ちまでにかかる時間がかなり長い傾向があります。小外科系(耳鼻科、眼科など)は比較的早い時期から手術経験を積める傾向があると思います。産婦人科も医師数が少なく、早く即戦力を育てる必要があるので、割と早くから経験を積める可能性があります。
私も手術の道に進みたいと思い、早くから経験を積める小外科系の科を選択しました。
貴方くらいの年齢で医学部に入学された先輩で外科系を希望していた人は、こういった現状を踏まえて科を選ばれる方が多かったと思います。
決して無理な選択肢とは思いませんよ。前例はそれほど少なくありません。ただし、前述のとおりリサーチはしっかりやってくださいね。
頑張って下さい！！