元警察官のあなたに質問します。 １、最近、話題になっている取調の可視化には賛成ですか？

Question

元警察官のあなたに質問します。

１、最近、話題になっている取調の可視化には賛成ですか？

２、足利事件や村木さん事件みたいに、強引な取調が行われてましたが、刑事はヤクザと変わりはないのでしょうか？普段の刑事は、どんな方ですか？

３、警察24時で、よく新人白バイ隊密着みたいな企画がありますが、恥ずかしいから、嫌だと言っても職務命令で断れませんか？また、警察24時は、テレビ局を使った警察宣伝番組でしょうか？

４、陽はまた昇るの第５話は山岳訓練でした。警察学校で山岳訓練の意味はあるのですか？

補足

自分は可視化賛成ですけどね…。元警察官僚の某国会議員も反対してますが、可視化にしたら、何か不都合なことがあるのでしょうか？
全面否認するとは限りませんけど…。可視化にしたら調書が取れないぐらい密室主義なのでしょうか？

と、朝まで生テレビみたいな討論になってすみません。(苦笑)

Answer 1

補足について
不都合は十分あると思います。
暴力的な取り調べは、現在ではごく少数だと思います。
それよりも、余罪などがあったりしたら、「あっちはなしにしておいてやるから、こっちをちゃんと話してくれ」というようなことは、十分あると思います。
これは裁判になったら便宜供与ということになりかねません。
日本は司法取引制度がありませんので。

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1 可視化には反対です。調書が全く取れなくなります。完全否認も増えるでしょう。
裁判員制度が導入され素人が有罪無罪の判断をします。完全否認や調書が作成されていない事件をどう裁くのでしょう？
もし、全面可視化となって、私が犯罪を犯したら何もしゃべりませんね。

2 強引な取り調べは、何が何でも犯人を検挙するという執念のようなものがそうさせるのでしょう。犯人を検挙することは当然ですが、しっかり裏付けがされた犯人を捜すという基本に立ち返る必要があるでしょう。

3 恥ずかしいから嫌だと言えば出なくて済むと思います。他の人がやればよいことですから。
警察24時自体あまり好きではないので見ませんが、警察のシンパを増やすことに役立っているかもしれませんね。

4 私がいた県警でも、初任科で山岳訓練をしました。
やはり、山を持っている県警は遭難救助が絶対にあります。私も何度も出ました。
初任科のときから、そのための訓練は必要だと考えます。