解決済み
印刷物の校正について印刷関係に従事されている方々に質問です。 私の会社では通常、2回(2人)の校正をしていますが、 それでもミスが発見されないこともあります。 書籍関係では5回やると聞いたことがあります。 一般的には何回くらい行っているのでしょうか。
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1回目から色校や青焼きの場合もあり、 文字校・色校(青焼きは色校扱い)を区別するとややこしくなるので、 1回目=初校・2回目=再校・3校・4校・5校…として回答いたします。 ①初校→再校→3校(色校) ②初校→再校(色校)→3校(色校の再校) ③初校→再校→3校(色校)→4校(色校の再校) ④初校→再校→3校(著者・クライアント・他)→4校(色校) ⑤初校→再校→3校(著者・クライアント・他)→4校(色校)→5校(色校の再校) 上記パターンの3~5回が一般的だと思います。 ①②③の著者・クライアント・他のチェックは、編集者などと同時進行です。 直しが多い・長期間制作などの場合は10校もありますが、これは例外。 通常3~5回の場合でも初校で直しなしなら2回になりますが、これも例外。 チラシなど、文章や画質主体ではない・緻密スペックでもない物は基本2回ですね。 他店競合のチラシは、商品大幅差し替えで4~5回になる事もあります。 しかし大幅差し替え後は別物に等しいので、実質2回×2セットという訳です。 予め2回の設定は、一般書籍では経験上ほぼありませんでした。 ※二人見の長所は「他人が別の視点で」という事ですが、短所もあります。 「次にもう一人見る」「一人目は校正力ある人だったから大丈夫」という依存です。 一人目が×の場合はより注意する訳ですが、これは二人目が実質の一人目です。 かと言って校正力ある人が一人で2回見ても、二人見の長所は補えません。 二人(以上)見で、それぞれが依存しない事がベストな訳ですが、なかなか…。
カンプ出力での校正なら、某銀行の帳票で20校までやったことがあります。 でも2~3回が普通でしょう。 対象物によると思いますが、デザイン校正なら、 カンプ出力で2~3回、色校正で1~2回の経験が多いです。 初校・・・・・担当者確認→修正指示 再校・・・・・担当者からの修正反映確認→上司確認→修正指示 3校・・・・・・担当者&上司確認→OK 色校正・・・担当者&上司確認→先方での稟議に使用→決定or微修正指示 色校正の再校・・・決定(色の修正でなければ、青焼きやDDCPなどでも可) たいていはこんな流れではないでしょうか。 質問者さんの「ミスが発見されない」は、先方からの修正内容について、社内的に全て反映されているかのチェックが洩れるという意味なのでしょうか。 その場合、今までどおりの流れで何度やっても改善はされないと思います。 チェック項目を書き出して管理したり、作業者の人数や作業時間を増やしたり、場合によっては派遣を雇うという方法もあります。 ※派遣は、「校正○級」のような資格を持っていて、派遣切りのこの時代でも手に職をつけて生きている人たちを頼むのが良いでしょう。その中でもアタリハズレはありますが、派遣会社に問い合わせれば、最低限の技術を持った人を派遣してくれます。 →ちなみに、短期・長期の契約によっても異なりますが、短期なら2,000~3,000円/時間、長期なら1,800~2,500円くらいのコストだと思います。
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