旅館の客室係と介護の仕事

Question

旅館の客室係と介護の仕事現在求職中で、仕事を探しています。
どの仕事も大変ですね。自分は、どの仕事へ行けば、うまく行くのか、仕事の方向性で非常に悩んでいるところです。

人に嫌われやすい性格特徴を持つ私は、上記の仕事には向いてないでしょうか？
また、旅館の客室係と介護の仕事どちらも体力仕事で大変ですが、より大変なのはどちらでしょうか？

Answer 1

『旅館の客室係と介護の仕事どちらも体力仕事で大変ですが、・・・』と、仰っていますが、大変な誤解です。客室係の方は、確かにお部屋の掃除、寝具の上げ下ろし等、体力は必要かもしれません。

しかし、介護に体力を要するというのは、介護が未経験の方がお考えになる事です。介護をするのは、力任せに要介護者のお世話をしたのでは、介護者の体は、一つでは足りません。介護の資格を得る時には、講習されますが、介護をするのは力任せでは無くて、要所要者を、ご本人が動き易い様にお力添えをする事なのです。

説明だけで、その主旨がお分かり頂けるかどうか、少し疑問ですが、例として、ひとつだけご説明します。

椅子に座っていらっしゃる方に、立って頂く場合、どの様になさいます？ 全身の力を加えて、要介護種の方の上半身を抱きかかえて、立って頂くのですか？ それでは、立ち上がられるまでに、すごい体力の消耗になります。
要介護者の正面に立って、両手を持ち、手前に引きます。引くと同時に、その引く手を一瞬下に下げるのです。下げたままでは、要介護者は両手を床に付いて、四つん這いになってしまいます。そうなる前に、下げた手を、今度は少し上に引くと、要介護者は、すんなりと立ち上がる事が出来るのです。勿論、これは、立ち上がるだけの筋肉が、足に残っている方を例としています。車椅子しか駄目な方の場合では有りませんので、年の為申し添えます。

これは、ホンの一例ですが、介護は、決して体力との勝負では有りませんので、その点だけは、ご理解下さいます様、申し上げました。