北海道で酪農業に転職を考えているのですが、 酪農業はこの先、衰退していく職業でしょうか。 家族4人で暮らしていく収入…

Question

北海道で酪農業に転職を考えているのですが、
酪農業はこの先、衰退していく職業でしょうか。
家族4人で暮らしていく収入は得られるでしょうか

Answer 1

逆にお尋ねしたいのですが、酪農の経験者でしょうか？

酪農家の主な収入源は毎日出荷する原乳の販売と子牛を売って手にする収入です

当たり前の事ですが、雌牛に人工受精をさせて出産させるから乳が搾れるのです

また子牛は雄は肉牛となり、雌も乳量調整のために肉牛に回されたりします

子牛の売買は、地域の市に出荷して競りで価格が決まります

濡れ子と言われる生後１～３ヶ月ほどで出荷するか、スモールと言われる６ヶ月ほどで出荷するかは生産者で違います

牛の出産はいつ始まるか判らないから、出産間近は出掛けられなくなりますし、年末年始も搾乳を休むと牛が乳腺炎を起こします

もし乳腺炎を起こすと投薬の関係上、しばらく出荷出来なくなりますから、絶対に搾乳を休むことは出来ませんから、家族旅行などには行けません

餌の問題も大切です

国産飼料は全く足りませんから、輸入飼料を購入するようになるのですが、指定配合飼料をどこのルートで購入するのかも大切な事となるのです

私は以前畜産のバイヤーをしてましたので、酪農の経験者で畜産業界を多少なりとも知ってるなら、背中を押したいと思います

何10頭を飼育すれば生活が成り立つのかも…

もし全くの素人なら、せめて最低でも１年間は実習期間として自分に出来るか？家族の協力は得られるのかを検証する事をオススメします

最後に、酪農業界は今後今以上の繁栄は無いと思いますが、無くては成らない業界だと思います

Answer 2

初期投資にうん千万掛かります。

一年間ただ働きです。

Answer 3

この先のことは誰にもわかりませんが・・・

今、北海道農業の担い手は不足しております。各自治体、農協はあの手この手で新規参入者を募集しております。酪農で言いますと、年間約１５組のご夫婦が新規参入されております。通常、５千万から７千万の負債です。こんなに借金しても大丈夫？ってお思いになるでしょうが、大丈夫です。農協がお金を貸すと言うことは、返せるからです。返せない額の金は通常貸しません。
そんなことをしたら背任行為です。

と言うことで、私としては是非にとおすすめいたします。

詳しくは、「北海道 農業 担い手育成センター」で検索してみてください。