解決済み
弁理士の就職難について私は弁理士の来年合格を目指して勉強中のものです。 現在28歳です。都内在住男です。 数年前から弁理士の就職難が大々的にピックアップされています。 弁理士の資格もとっていないのにこのようなことを心配するのはナンセンス なのは重々承知です。しかし、弁理士は理系の修士の方々が大多数を占めていると聞きます。 自分の経歴が文系ということもあり、さらに就職が厳しいのではないかと心配しております。 現在はネットワーク通信の仕事をしております。情報セキュリティスペシャリスト取得済みですので、 選択科目の免除はできるみたいです。 英米文学部でしたので英検1級、TOEIC960点取得済みです。 弁理士の就職先は特許事務所もしくは企業の知財部などとよく聞きますが、 文系の私が弁理士になっても、就職は極めて難しいものなのでしょうか・・・ 友人が去年公認会計士の試験に合格したのですが未だに就職先が決まっていません。 自分でもどのような道に進んでいいのかわからなくなってきて、 勉強のモチベーションが下がっています。 弁理士はきっぱりあきらめて今の仕事を極めた方がいいのでしょうか。
特許翻訳に3年携わり、特許という分野に興味を持ちました。正直この時期からお仕事が減っていき「大丈夫なのかな??」という疑問はありましたし、残念ながらこの事務所も潰れてしまいました。しかし、弁理士の仕事を直に見てきて、やりがいのある仕事だと思い、自分もぜひこのフィールドで仕事ができたら、と夢見てきたわけです。しかし妻も子供もいますし、可能であれば一般企業の会社員ほどの年収を確保できれば幸せです。
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確かに、ここ数年前から、弁理士の就職難を叫ばれていますね。 理由は、複合的に色々あるようですが、一部要因は ロースクールが乱立し、理系の弁護士が増殖中の為、 彼らは、「債権回収」という仕事よりも、「知財」に移行するようですね。 簡単な話、弁護士は、登録さえすれば弁理士にはなれますし、 場合によってはそのままでも、訴訟案件としては扱えます。 弁理士試験を勉強されているので、おわかりかと思いますが、 弁理士は、正確には一部の審取訴訟以外の単独訴訟を 認められていません。 何が言いたいかというと、一番事務所の中で大きな収入源は、 1.特許で権利になるまでの官庁と戦う料金 2.特許権侵害による、訴訟の成功報酬 主には、この二つが主な収入源なようです。 今ここが激減なのでしょうね。 企業の研究開発費も圧縮がかかっていますので、 1が減っているのでしょうね。 本題に戻り、 今あなたが、ネットワークの関係の仕事をしTOEIC960点であれば、 英語の読み書きはできるのでしょうし、どうでしょう? 会話はできますでしょうか? 勿論、ヒアリングはこの点数から言えば、できるのでしょうが。 会話ができると尚ベターなようですよ。 なぜなら、会話まで出来れば、大手企業の知財部は、 海外取引も多いので、その点でアドバンテージがあるのかと思います。 ただし、あなたの場合、現在の職種をそのまま生かした方がよいと 思うので、仮にあなたの職業がパソコンのネットワーク通信関係な場合、 ソフトハウスやSIのような会社もしくは、総合電機メーカーというより、 コンピューターメーカーの方がよいかもしれませんね。 ここで、今一つ考えてみてください。 総合電機メーカーだと、携帯電話関係の特許もあるでしょうし、 重電関係の特許もあるでしょうし、車載関係の特許もあると 思います。 私の経験だと、以前在籍していた車メーカーの知財部のセクションとしては、 機械、電気・電子・材料、意匠、商標程度にしか分離されていない ので、あなたのスキルが生かせないですし、あなたも苦しい 思いをするかもしれません。 ちなみに、知財部の多くは、革新的な中小企業以外は 大手企業にしか、そういう部門が存在しないと思った方が 良いと思います。 企業内弁理士を目指すならば、どういう分野で弁理士資格を生かすのか 生かせるのか? 生かせるのであれば、その思いつく企業に知財部があるか否かだと 思います。 事務所であれば、雑多なところもあるようなので、 コンピューター関係という特許も商標も意匠も扱えるところもあるので、 それは事務所の経営方針次第というところもあるので、 今のあなたなら、資格取得後ならあまり問題は無いのかも しれませんが。 >友人が去年公認会計士の試験に合格したのですが未だに就職先が決まっていません。 これは、そのようですね。僕の今の会社に転職をしてきた同期の転職理由が、 「会計事務所がつぶれた」と言って転職をしてきました。 会計事務所も特許事務所も、多くは、大企業の景気動向に振り回されるので 本人の努力ではどうしようもないことかもしれませんね。 ここまでを踏まえて、弁理士取得を目指すこと、 悪いことでは無いと思います。 あなたの人生へのリスクヘッジだと思います。 ただし、取得後活用できる可能性が、自分自身に 自問自答をして生かせないならば、お子さんも奥さんも いらっしゃるので、今一度考えた方がよいかと 思います。
弁理士試験の合格者が増えて、競争が激しくなってきているのは事実です。さらに、景気悪化による企業の特許出願減が追い打ちをかけています。資格を取れば安泰という時代ではないでしょう。 ただ、情報処理関係の資格を持っていることと、英語が使えること(TOEICや英検では必ずしも測れませんが)は知財の仕事をする上ではアドバンテージになると思います。 「弁理士になればバラ色の人生が待っています」とは言えない以上、ぜひ弁理士試験の勉強を続けろとはいえませんが、それほど悲観的になることもないと思います。 〔補足に対して〕 特許翻訳をされていたのであれば、業界の事情もある程度ご存じでしょうね。日本企業の特許出願が伸びない時代、いわゆる「外内」「内外」が有望な収益源だと聞いたことがあります。誰でもできるものではないからでしょう。特許翻訳の経歴は、これらの案件で役立つのでは?
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