解決済み
消防救助機動隊(ハイパーレスキュー隊)と特別高度救助隊の違いを教えて下さいm(_ _)m ネットで調べても具体的な事が詳しく分からないので(;_;) 詳しく知っていらっしゃる方是非教えて下さいm(_ _)m
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東京消防庁が設置した「機動救助部隊(ハイパーレスキュー)」が特別高度救助救助隊の先がけです。 阪神淡路大震災の派遣時に得た教訓を基に「重機」や「特殊消防車両」を装備に加えた救助専門組織がハイパーレスキューでした。 人力のみでは限界のある悔しい思いがこの部隊を発足させる発端となったのです。 その効果的な消防部隊に着目した総務省消防庁が、国の基準(政令)をもって全国自治体消防に設置を求めたのが「(特別)高度救助隊」です。 一般的なレスキュー隊(東京消防庁でいえば各消防署の消防特別救助隊)は救助(工作)車の単隊運用ですが、これに特殊車両を加えたものが高度救助隊であり、装備の違いで「特別高度」「高度」と若干の差異があります。 (特別高度にはブロアー車がある等…)
今までの消防は、一つの市町村に一つの消防本部を設定することが基本でした。しかし、昨今の特殊な災害や、大規模な災害に対しては、対応できない消防本部が出てく可能性があるため、消防本部の広域化が行われてきています。つまり、警察と違い消防は都道府県単位ではありません。そして、管轄によって人口も変わってきますよね。レスキュー隊は、管轄する消防本部の人口によって四段階に分けられます。下から、「救助隊」「特別救助隊」「高度救助隊」「特別高度救助隊」です。政令指定都市には、特別高度救助隊。中核市には、高度救助隊。それ以外の市町村は、確か10万人以上か、未満によって救助隊と特別救助隊にわかれます。もちろん、救助隊の数に制限はありませんが、運用にはそれなりの予算があるために、管轄する人口を一定の割合の数で割り、その数+一隊が設置のめどになります。また、特別高度救助隊や高度救助隊がある本部でも、特別救助隊を運用しています。しかし、この規定が決まったのはここ4,5年です。ここまでの規定を作る契機になったのは、新潟県中越地震や福知山線脱線事故が起きて、これまでの消防力では対処できなくなるために、消防力の強化を行うためにこの様なことを義務付けました。そこでお手本になったのが、東京消防庁のハイパーレスキュー隊です。東京消防庁のハイパーレスキュー隊は、阪神淡路大震災の教訓を活かして、自己完結が出来る部隊を翌年発足させました。東京消防庁も、前記の規定を満たさなければいけないため、東京消防庁の特別高度救助隊がハイパーレスキュー隊になりました。また、特別高度救助隊などにはそれぞれ愛称みたいのが付けられているため、名古屋や北九州の部隊もハイパーレスキューといいます。しかし、基本的にハイパーレスキューというと東京消防庁の特別高度救助隊を指します。
救助隊については 『救助隊の編成、装備及び配置の基準を定める省令』 という法律で定められています。 常備消防には救助隊を配備するよう定めており、 その中でも、 人口十万以上には『特別救助隊』第四条 中核都市等には『高度救助隊』第五条 政令指定都市等には『特別高度救助隊』第六条 を置くように定めています(ざっくりと基本的には..ですが)。 東京消防庁のハイパーレスキュー(=消防救助機動部隊)は、 この中で特別高度救助隊にあたり、 ハイパーレスキュー(=消防救助機動部隊)は通称です。 全国の特別高度救助隊で、特別高度救助隊と呼ばない隊は他に 仙台市消防局 特別機動救助隊 スーパーレスキュー仙台 横浜市消防局 特別高度救助部隊 スーパーレンジャー(SUPER RANGER=SR) 名古屋市消防局 特別消防隊 ハイパーレスキューNAGOYA 京都市消防局 本部指揮救助隊 スーパーコマンドレスキューチーム 大阪市消防局 特殊災害機動部隊 スーパーレスキュー(AR BR CR) 等があります。
特別高度救助隊=消防救助機動隊(ハイパーレスキュー隊) ですので、違いなどはありません
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