解決済み
ITを語る上で避けて通れない日本のソフトウエア産業を解説します。 かなりアバウトなので、予備知識として参照して下さい。 1)まずはソフトウエア事業の生業としている企業は、親会社との関係で 幾つかタイプがある事を、認識してください。 ・ユーザー系(銀行や証券、商社、製造業、データ等のもともと発祥が 親会社のシステム部だった企業。親会社の仕事以外の仕事に展開は 少ないが、受注が安定しており将来的に上流システム設計工程へ関与 出来る事や福利厚生等が親会社の恩恵に与れる等、メリットも多い。 ユーザー系と言っても商社系は、外販が多く純粋なユーザー系から 外れ、体育会のりが強い)。 ・メーカー系(ずばり、N系、F系、IやH系等の親会社がコンピュータハードを 作っている企業。親からの仕事が安定供給されるものの、納期はユーザー 次第で、親会社がハードの営業しかいない場合は、親会社が ユーザーの顔色伺いの為に、子会社に無理な要求をのまされ、きつい事もある。 親会社の系列なら、福利厚生や資格取得講座などが充実)。 ・独立系(何処の系列にも属さない。一見自由なようだが、仕事はユーザー系や メーカー系の下流工程が多く、もっとも納期がきつい。自社に自分の机が無い事が 多く、一部上場を含め、機密保護の関係上、自社で仕事できない事が多い)。 2)以下にIT・SI系仕事の内容を説明します。 ・開発系(ずばりソフトウエアの開発で一から作ったり、出来上がっているものを 少し修正してユーザーに納品します。納品前後が一番きついが、自分が作った プログラムがユーザーで稼動した際の達成感は大きい。一段落したら纏まった 休みが取れるが、開発スケジュールが遅れると、土日が無くなるなど残業も 多い。納品は土日が多い)。 ・保守・運用系(開発系が納品したプログラムのお守りと、毎日の運転管理が主。 ほぼ24時間運転なので、男性の場合は夜勤が回ってくる会社やトラブルが発生 すると、携帯電話に電話が掛かってきて、自宅から対応させられる。決算期や 月末、月初とトラブル発生時以外は残業が少ないが、一度トラブルが発生すると、 たとえ昼休みや夜中で有っても問題解決まで対応等、なにか問題が発生すると 冷や汗かきます・・・) ・サポート系(ヘルプデスクとも言う。ユーザーからのソフトウエアの使い方や、 PCの手配、ユーザー登録が主要な仕事。女性が多い部門)。 ・インフラ系(通信ネットワーク(電話回線を含む場合有り)やコンピュータの 設定やソフトウエアの設定を行う。一番職人的な部門で、開発や保守、 ヘルプデスクとの接点も多い)。 以上、かなりアバウトですが、ご参考までに・・・
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