情報技術検定は工業高等学校長主催、情報処理検定は商業高等学校協会主催ともう一つが日本情報処理検定協会主催があります。 検定自体を行っている所が違います。 情報処理検定の場合は商業高等の方が結構知られているので今回は商業のほうで説明します。 内容の違いですが、情報技術検定は情報技術が問われます。 例えばコンピュータの中身についての問題とか、2進数表記や10進数表記など。 情報を扱うための技術を勉強する必要があります。 対して情報処理検定は情報を処理する能力が問われます。 この検定には部門があって、ビジネス部門とプログラミング部門があります。 ビジネス部門は名前の通りビジネスで使う為の知識が問われます。 例えばExcelでの表計算の処理方法。関数も問われます。 プログラミング部門は名前の通りプログラムを扱います。 特にプログラムを扱って処理する業務に必要な知識を問われます。 Excelでの表計算処理とは異なりますが、内容は処理としてくくれば同じです。 これが内容の違いです。技術を問われるか、処理を問われるかです。 そしてプログラミング部門と情報技術検定のプログラミング言語は違います。 プログラミング部門ではCOBOLかVisual Basicのどちらかの言語選択になりますが、対して情報技術検定はBASICかCのどちらかの選択になります。 ここで注意していただきたいのはVisual BasicとBASICの違いです。 これは同じベーシックと言う名前ですが別物です。 Visual Basicの方が新しく、BASICの進化系なんですが言語の表記に互換性がありません。 ですので別物として考えてください。 この言語の中で覚えやすい順で表すと、「COBOL→BASIC→Visual Basic→C」となります。 乙種と3級では乙種が難しいです。 乙種は国家資格ですが検定は公的or民間資格に属します。国家資格の方が効力は強いのですが、必然的に難しくなります。(例外もあるんですけど。) そして、この検定の3級同士だと私個人的には情報技術の方が簡単のように思えました。 まぁ、私自身はCOBOL自体を扱ったことが無いのでCOBOLで解いたレベルが分からないのですがBASICさえ覚えれば1日10分の勉強を1ヶ月もすれば通ります。 簡単な数学的な問題と選択式の文章問題だけです。 逆に1級は個人的に情報処理検定の方が簡単のように感じました。 理由は言語選択で選ぶVisual Basicは結構覚えやすいから。 情報技術検定の1級はCとCASLⅡしか選べないので結構勉強しないと苦戦します。 役立つのは情報処理検定です。 理由は結構社会的に知られているから。 情報技術検定は就職の際に「これは何ですか?どういう資格ですか?」と聞かれるそうです。 ですので情報処理検定の方が有利です。 それと情報技術検定を極める場合は是非、国家資格試験である基本情報技術者試験を受ける事をおすすめします。 持っていたら、かなり有利です。特に情報系を扱う会社では。 参考にしてみてください。
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