老人保健施設での看護師・介護福祉士の業務分担について質問です。 過去の質問を見るとけっこうこのような質問がありました。…

Question

老人保健施設での看護師・介護福祉士の業務分担について質問です。
過去の質問を見るとけっこうこのような質問がありました。
その施設によってさまざまでした。
改めてまた質問して参考にしたいと思いますので、よろしくお願いします。
私は病院勤務20数年で初めて老人保健施設に勤めました。

入所者80名（ワンフロア40名ずつ）
看護師9名（看護部長も含む） 介護福祉士28名

看護師は服薬管理、ショートステイ入所の事務手続きから入所基本情報作成 退所手続きと退所準備、 軟膏処置、点眼 点滴、採血、心電図、吸入、喀痰吸引、排泄介助 食事介助等。

介護福祉士は入浴介助 食事介助 排泄介助 レクリェーション 各活動へ誘導 見守り
各居室の冷蔵庫掃除 各居室の清掃等

と一応分担されてるかのようですが、看護師は時々入浴介助、 シーツ交換も行います。
介護福祉士のみの業務は各居室の冷蔵庫掃除と各居室の清掃、レクレーション、各活動への誘導です。

平日は1フロア看護師2人ずつ 介護士5人～7人 休日は看護師 1･2フロアで1人 介護士1･2フロアで6人

夜勤は1フロア介護士2人。2フロア介護士一人看護師一人勤務です。
1フロアで病状変化がいると2フロアの看護師が携わります。2フロアでは介護士一人になります。
そこで点滴などの処置になると看護師一人で処置を行い、1フロアの介護士は手伝うこともありません。
病気発症によりまったく手を出すことが無いため、処置に時間がかかります。

看護師は介護業務も看護業務もできるから何でもやる。 介護福祉士は医療行為が出来ないので手も出さない。

介護士の人数が足りないので、看護師も一人病欠で通常より少ないが入浴介助をするようにと管理者から指令がきました。看護師は1･2フロアで一人ずつ＋一人が1･2フロア兼務になります。
自分達の身を滅ぼしてまで介護士に協力しなくてはならないのか。
少ないなら1フロアと2フロアの介護士の中でやりくりするのが当然ではないかと思いますが、看護師だけ１・２フロアに行ったり来たりして介護士の手伝いをすることになっている。
私は各専門分野で業務分担を明確にした上でお互いが協力するべきだと思っています。
しかし、管理者の考えることは違うようですので今、病院への転職を考えています。
他のところではどうでしょう？

Answer 1

以前に、老健の入所部門の管理者をしていました。私も看護師として20年以上勤務したのちに、老
健の管理者になったので、介護士と看護師の役割と関係をどのように調整するか悩みました。しかし、基本的に老健など介護をベースに持つ施設で仕事する看護師自身が、看護とは何かということを考え直さないと、この世界で働くことはできないと思います。
利用者さんの視点から、看護師の仕事を見直してみると答が見えてきませんか？介護士は、生活の援助とケアが主な役割ですが、看護師にはプラスアルファとして医療の視点も必要です。介護士の役割と看護師の役割を業務分担で明確にすることが本当に必要でしょうか？私は、看護師の持つ医療的知識をいかに生活援助とケアに活かす為には、看護師もケアに入るべきであると思います。ただし、それでは、看護師の負担がオーバーするので、介護士に対して管理者から明確な説明をするべきでしょう。なかなか納得しないスタッフもいますから。この考え方に納得ができない看護師は、介護保険の世界にはむかないと思います。医療だけの世界にもどる方がいいのではないでしょうか。

Answer 2

私が以前立ち上げから勤務した所も同じでしたよ。
老健か介護士が中心ですから、看護師は自分達の仕事＋入浴介助・レく参加まで何でもこなしていました。
看護中心の現場ではありませんから・・・仕方ない事だと思います。
看護業務をしたいなら、初めから選ぶ所ではありません。
病院と施設の違いを理解していれば、この様な疑問はでてきませんよ。