事業にあちこち手を出す人は本当に成功者が多いのでしょうか？

Question

事業にあちこち手を出す人は本当に成功者が多いのでしょうか？知人の知人の男性オーナーは
不動産業・美容業・飲食業・ＩＴ関連等･･･数えたらあと10個以上の事業を経営しています。その店はエイブルとか白木屋みたいな有名な店ではないです。

色々な事に対して興味あるのは私も同じだから気持ちが分からなくもないけど、
拡大するにつれて働いてる人は忙しくなり病んで急に仕事を辞めた人もいます。
店が有名になるまで次々と拡大しない方が社員の為にはいいのではないかと思います。
経営者の自己満足な気がしてならないです。

Answer 1

もちろん経営者の自己満足だと思います。
「社員のため」という自己満足です。
ですが、その経営者の方は、「リスク分散」を心がけておられるのかな？と思います。
たとえ、一つの有名店を持っていたところで、その業界が不振になってしまえば、それまでです。
いくつか分散させることで、一つが不調でも、一つが好調なら、その不調をなかったことにできます。
その経営者さんは、リスク分散がいかにできるかが、多くの社員を一夜にして路頭に迷わせないための手段だと思っておられるのかもしれません。

Answer 2

他の方が仰っていますが、リスクが減るのが一番の要因でしょうね。

単に規模をでかくするだけなら、多角経営よりも一点集中の方が早いですから。

身近な例をあげれば、焼肉業界は少し前BSE問題が起きた時に壊滅的な打撃を受けましたが、例えばチェーンなら牛角グループ（親企業名レインズ）は、居酒屋『土間土間』『かまどか』や、しゃぶしゃぶ『温野菜』などを展開していたため、赤字補填が可能でしたから。

焼肉オンリーで展開していた会社は倒産を免れなかったはずです。

これは飲食業界の場合ですが、他の業界も何か風評被害を受ければ、今日まで好調でも明日はどうなるかわかりませんから。