男性看護師就職について

Question

男性看護師就職について今年の4月からキャリアアップを目指し看護専門学校に入学する34の男です。きちんとスムースに卒業、資格が取れるのは37

歳。大きな総合病院で働きたいのですがやっぱり厳しいものなのでしょうか？ もし精神科などでしか就職がないのであれば、精

神科病院の奨学金を借りて（貸してくれる病院が近くにあり、自分が通う看護学校は学校の奨学金がなく日本育英奨学金しかありません）、

お礼奉公という形をとり就職も確実、経済的

にも助かる（3年以上勤めれば返済免除）方法をとる方法がベストな気がするのですが、アドバイスくださる方はいませんか？

精神科勤務が嫌というわけではなく、新卒時にいろんな科で経験をした方がよいという話を聞くもので（勉強したことを忘れてしま

うから）。入学する前から卒業後のことを考えるのは早すぎるとは思うのですが、年齢や性別が不利な気がしてるので先のことが

気になって仕方がありません。ちなみに現在は福祉業界で仕事をしており、介護福祉士、ケアマネ、社会福祉士はもっていますが

医療業界なので就職時には関係ありませんよね？

Answer 1

入学前から卒業後のことを考えるのが早すぎるとは思いません。でも、入学前に卒業後の可能性を狭めてしまうことはありませんので、今お考えの奨学金を借りることについては、もう少し先に置いておくことをお勧めします。
新卒時にいろいろな科で、というのはすごくアバウトなお話だと感じます。総合病院では採用時に希望を聞かれることはあっても人事全体を考えて配属され、毎年移動があるということはなく、最初の数年は同じ科で働きます。一人の看護師が退職までにいくつかの科を経験するとしても、新人のときにいろいろ経験するわけでありません。また、学校で学ぶのはあくまで基礎であり、就職後も勉強は延々と続きます。それはどの専門職も同じですよね。ご質問のその部分も当分考えずに置いておくとよいでしょう。
現在、男性の看護師は、働く看護師全体の７％ですが、看護学生のうち10％。女性は妊娠・出産・育児といったライフイベントに沿った退職や休業が予測されますが、男性の場合は続けて働くだろうと思われます。性別は気にしなくてよいでしょう。
年齢は不利かもしれませんが、看護師不足の中ですので、必ず就職は見つかります。あなたの年齢を理由に採用しない、というところには行かなかったらいいだけです。看護師になるには何より国家試験に合格しなくてはいけませんので、せっせと就職活動をする時間もありません。究極では３月末の国家試験の合格発表後でも就職は決まります（内定者が不合格となった病院が人員確保に焦って動きます。合格率が90％台ですからね）。そういうもろもろの事情から、今から就職先を深く考えなくてかまいません。
これまでの経験や現在持っておられる資格に大いに注目する職場は多々あります。看護師として就職しながら福祉の知識を経験を最大活用できるでしょう。医療業界といっても対象とする人々はこれまで福祉で対象として来られた方々と同じです。幅広い目で対象者を捉えた上で、与えられた役割が果たせるよう勤めるとよいでしょう。
入学後の学習でこれまでの経験も踏まえていろんな分野に興味が出るでしょう。その時に例えばご質問にあった精神科でやっていこうと思われたなら、２年生、３年生から奨学金を借り入れるのもよいでしょう。せっかくキャリアアップとして進学されるのであれば、看護師として働くイメージや働く場所などは、看護教育を受けながら検討して下さい。
ご活躍を期待いたします。

Answer 2

卒業後３７歳で、総合病院就職可能です。
精神科は、確かに男性看護師が多いですね。働き易いと思います。でも総合病院で３年働き基礎を身につけてから精神科へ行った方がいいのではないでしょうか。