刑事になりたいです。刑事の具体的な仕事を教えて下さい。 また刑事はゲームやドラマみたいに犯人を殴って逮捕したりして…

Question

刑事になりたいです。刑事の具体的な仕事を教えて下さい。

また刑事はゲームやドラマみたいに犯人を殴って逮捕したりしてますか?

詳しく教えて下さい。

Answer 1

刑事の属する刑事課は、主に以下の一～四の課に分かれて活動しており、課により活動内容が異なります。

・捜査第一課
刑事ドラマなどに多く登場する刑事の仕事。
殺人、傷害、強盗、強姦、放火、誘拐、ハイジャック、航空機や列車での事故、爆破などの特殊犯事件、その他外国人犯罪、企業恐喝事件などがある。
容疑者を特定するまでの地道な捜査活動に加え、逮捕後に容疑者を検察庁へ送検するまでの証拠固めも行う。

・捜査第二課
詐欺、背任、横領、汚職、選挙違反、告訴･告発事件、金融事件、名誉毀損のほか、コンピュータを使ったハイテク事件などの知能犯捜査。近年はコンピュータのハイテク犯罪が急増しており、サイバーポリスに強化のため、一般企業のシステムエンジニアとして高度な知識と経験のある人物を中途採用している。

・捜査第三課
空き巣、詐欺、自動車や自転車盗難、スリ、通貨偽造･変造･模造などの窃盗犯罪を主に扱う。
捜査に必要な技術要素が詰められているため、新人刑事が最初に配属される。

・捜査第四課
暴力団、総会屋の取り締まり･検挙･捜査、覚せい剤、銃器、賭博、ノミ行為の取締りを行う。通常マル暴。
悪質な債権取立て、暴力金融、倒産整理の闇業者の摘発なども対象となる。
闇社会に精通することが重要で、ここの刑事は暴力団などのある地域を歩き回り、活動範囲を確認している。

刑事に限らず、警察組織では本人の希望と適性によって配属が決定されるため、必ずしも自分のなりたい職種に就けないこともあります。刑事になりたいのなら、犯罪に対する知識のみならず、犯罪を許さないという強い意志が必要となります。

また、警察官は全員、逮捕術という特殊な体術を習得していますので、犯人を取り押さえる際は、自分と相手の安全を確保しながら、これを駆使して取り押さえるのですが、過度に相手を痛めつけた場合、刑法１９５条の特別公務員暴行陵虐罪にあたり、警察官の方が罰せられることもあるようです。

Answer 2

正当防衛ならいざ知らず、犯人を殴って逮捕などしたら訴えられます。

刑事ドラマのようなかっこいい仕事ではありません。

地道で自分の時間など取れないほど忙しいことも多く、

コミニケーション能力が問われる仕事です。

腕っぷしだけ強くても刑事にはなれません。

頭脳も必要です。