商品企画じゃないでしょうか。 キャラクターデザインは、あくまでそのキャラクターを作るだけ。 キャラクターを作っただけでは、商品は生まれません。 そのキャラクターを使って、どのように商品に活用して、どのような展開を考えるのかは商品企画です。 商品の企画が決まって、その商品をどのような見せ方にするかというところでデザイナーの手に渡ります。 よって、中心にいるのは大抵企画職です。 その企画職の人がキャラクターまで作って、そのキャラクターを使った商品展開まで提案してもいいだろうし、デザイナーと組んで提案したって良いと思います。 企画職は文房具や日用品だけでなく、様々な分野で設けられている職種ですが、別にこの仕事に就くための特殊能力や技術は必要ありません。 厳密には自分が欲しいものではなく、売れるものを提案する必要があるので、マーケティング能力が高い方が向いていると言えるでしょう。 そういう分野の勉強を大学でするのも良し。 しかし、そういう勉強をしないとなれないわけでもありません。 サンリオ等の大手の企業になればなるほど、扱う商品は大きく、商品の影響力も強く、求められる売り上げも高いため、それに見合う人は自動的に専門学校卒ではなく大卒になりますし、大学もレベルの高い大学を卒業する人の方が、結果的に採用されることが多くなります。 社員数人で細々とやっている町のおもちゃメーカーの商品企画になりたいのではなく、誰もが知っているキャラクターを扱っているような会社に入りたいのなら、きみもその会社のレベルに見合うだけの能力と実績を提示するためにも、低いレベルの大学や専門学校のような誰でも入れる学校を目指すべきではないと考えるのが当然の考え方です。
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