解決済み
「図書館司書」「博物館学芸員」「社会福祉主事」「社会教育主事」の資格について質問です。 これらの資格は持っているからといって就職に即結びつくわけでもないですよね? 資格といっても倍率がものすごかったり、採用困難なら、あまり意味無いのでは?と感じてしまいますが、実際これらの科目は、 どれくらい汎用性(持っていて有利・役立つ)のでしょうか? 大学で履修すべきかどうか迷っています。 そして、給料などの待遇はどうなのでしょうか?
1,981閲覧
教育職の者です。ご質問の資格の中では,学芸員だけをもっています。 ふつう資格というものは,専門分野の知識や技能を証明するものだと思います。ですので,資格に汎用性を求めるのは,お門違いではないでしょうか。本当に汎用性の高い資格というのは,自動車運転免許くらいだと思います。TOEICやTOEFLは汎用性が高いとは思いますが,資格というよりも検定ですね。 図書館司書の資格は,司書にとっては必要不可欠ですが,その他の職の人にとっては無意味です。また,社会教育主事や社会福祉主事の資格は任用資格とも呼ばれ,その職に就いてはじめて,資格として有効となります。このような,誰にでも取得できる教育・福祉系の資格をいくら揃えても,その職に就かなければ何の役にも立ちません。 また,学芸員資格を取得するには,「博物館実習」が必要ですよね。その職に就く気も無いのに実習に参加するのでは,受け入れ博物館にとっても大きな迷惑だと思います。 就職に関しての情報を1つ紹介します。毎年,約1万人が学芸員資格を取得するのに対して,博物館に就職できるのは約60人しかいません。1%未満ですね。 (文部科学省)http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/1283534.htm 給与については私は知識がありませんので,割愛します。いろいろ厳しいことを書きましたが,資格というものは有用さとは別に,本人の好奇心から勉強して,取得する場合もあります。勉強すること自体は悪いことではありませんので,役に立つ,立たないは別として,勉強のために取っておくという考えもあっていい気がします。 【追記】汎用性という点で,1つ追記しておきます。もし,学校教員を目指すのであれば,社会教育主事や学芸員は教育関連の資格なので,将来役立つかもしれません。人事異動で,社会教育関係機関や公立博物館に配属される可能性があります(あくまで可能性です)。
なるほど:2
< 質問に関する求人 >
司書(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る