解決済み
社会福祉士って将来性ありますか?
「この業務は社会福祉士以外の人はやってはだめ」 という法律系士業のような業務独占権はないんですか? 要するに、一定の知識を持ってますという、目安を示すためだけの肩書き資格ということでしょうか?
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…現時点では弁護士や司法書士のように「最低限食いっぱぐれない」という資格ではありません。法に定められている社会福祉士の業務は、社会的には市場未開拓の分野が非常に大きく、今後の市場開拓の状況によっては、将来性が広がってくる可能性が高くありますが、社会福祉士であるというだけでの既得権はありません。これをどう評価するか…ではないでしょうか。 社会福祉士は、世襲をして事務所を維持したり、資格によって圧倒的な社会的有利がもたらされるものではありません。また業務内容や範囲も定型化されたものがあるわけではなく、現時点ではどこかの機関や法人に所属するか、独立型社会福祉士として成年後見などを(行政からの紹介などにより)受託するか…というのが主な選択肢です。弁護士なら、顧問弁護士や会社のお抱え弁護士と同様の形になりますし、医師ならば今過重労働が問題になっている勤務医と同様の職場しかない状況です。ですので「弁護士や医師に将来性はありますか」というのと同じで、将来性は資格ではなく個人の資質や状況に負うものが大きいと思います。 質問と同様に簡潔にまとめると…「現時点では資格による将来性は見込めませんし、社会福祉士の資格によって莫大な利益を得ている個人は存じ上げません」という回答でしょうか。ただ、資格を活かして生き生きと、立派な仕事をされている社福士の方はたくさんいらっしゃいます。 【補足拝見しました】 おっしゃるとおり、現状では名称独占の資格で、福祉の専門的知識を示すための肩書き資格です。 下記の2名様の回答を拝見すると「資格としての弱さ」を感じますが、社会福祉士である私自身もそう思います。成年後見は監護と福祉が非常に密接に絡み合うことがあるため、受託する専門家として、弁護士・司法書士と並んで社会福祉士が上げられています。また地域包括支援センターの相談員として社会福祉士もしくはそれと同等という規定がなされました。法律で規定されている社会福祉士(および他業種)の業務独占は、この2つしかありません。 日本社会福祉士会ではこれを大変喜んでいますが、資格取得のハードルと比較すると、あまりにも…という感じもします。今後、業務独占に向けて社会福祉士会でも専門性を訴えかけてはいますが、福祉や介護のように生活に密着し、なおかつ「だれでもできそうに見える」業務内容は、その専門性が見えにくいこともあって、しばらくは時間がかかりそうです。 私の回答が、福祉屋でありながら強く勧めてはいないのも、こうした理由によります。正直、社会福祉士オンリーで独立して身を立てるのは非常に厳しい状況ですが、私自身は将来に期待を持っています。
なるほど:11
将来性…は、まあまああるんじゃないでしょうか?お給料はあんまり高くないかもしんないですが、福祉施設とか病院で相談業務とかで求人募集の時は、必要資格としているとこが多いみたいです。
なるほど:2
今のところ指導者のみ資格があれば良いそうですね何せ人手不足ですからしかし資格があるとないではやはり違いますよ 将来性は十分あります。まず需要は増え続けるので仕事の心配はありません。 今は手当金などが手厚くないので割に合わないように感じますが、こんな不景気な中でも常に募集される程です。
なるほど:2
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