通関士について

Question

通関士について通関士の資格について教えてください。

現在、派遣社員として一般事務的な仕事をしています。
子どもが2人いて、まだ小さいのですが、あと数年のうちにもっと本格的にずっと続けられる仕事をしたいと思っています。
雑貨やおもちゃを輸入する会社で働けたら･･･と夢を抱いています。

自社で輸入を行っている会社の場合「通関士試験に合格」って採用に有利でしょうか。
それより英語のスキルアップもしくは他言語（ドイツ語とか）の勉強をした方が良いでしょうか。

あくまで夢（妄想？）の段階なので、通関士試験の勉強を始めるのは、勇み足だろうかと悩んでいます。

Answer 1

通関士持っています。

もし、輸入関係のお仕事を希望されているのであれば、どちらかと言うと貿易実務経験の方が
有利なのではないでしょうか？
通関士は資格を持っていても、その資格をいかせるかどうかは会社次第です。
通関士として認められるのは「税関長の認める云々」とか条件があったはず・・・（なにぶん前のことで・・・）

通関士の試験は思ったより大変ですよ。法律のまる覚えが必要ですし、実務も最初はちんぷんかんぷんかも。
でも試験は10月なので、今から勉強すれば大丈夫だと思います。

一度、ご希望業界の募集要項などをご覧になってみてはいかがですか？
おそらく「ビジネスレベルの英語」「貿易実務経験」などが多いと思いますよ。
通関士は大手の運輸会社や物流業界など輸出入部門での勤務先はあります。
ですが、募集はめったにありません。

夢をかなえるには情熱とそれなりの準備も必要でしょうが
どうぞ、がんばってくださいね！応援しています！！

Answer 2

勇み足です。
通関士が必要とされるのは輸入会社ではなく物流会社の下請け部門（会社）です。
モノを仕入れて売る仕事と、モノを運搬する（税関を通す）仕事は別物です。
商品の運送を物流業者に任せている輸入会社にとって、通関士は不要です。

もちろん、物流業者と関わりがあるのだから通関士の資格は必ずしも無用ではない
という反論もできますが、通関業務はあくまでも物流の中の税関に関わる業務であり、
今はやりの、国際物流ネットワークやらの世界ともかけ離れてます。

分りやすく説明するとこんな感じ

輸入業者→（商品配送の委託）→物流業者→→（通関業の委託）→

通関業者（物流業者の下部組織、税関に書類の申請を行う＝通関士）

Answer 3

通関士の試験そのものは、大学生の間に取れる資格としてよく取り上げられている資格で、国家試験としてはそれほど難しい方ではありません（宅建資格程度でしょうか）。

１、通関士の有資格者は沢山いるのですが、資格そのものが評価されているのではなく、現実に通関業務そのものがどの程度こなせるのか、どの程度の経験・能力を有するのかが問われます。したがって、この世界では、資格の有無よりも、経験・実務さえあれば、主婦、老若男女に関係なく、派遣やアルバイトとしてでも重宝される節があります。その経験も、輸出或いは輸入だけではなく、両方出来れば尚一層重宝されます。逆に言えば、（資格はいつでも取れますので）どうやって通関業務経験を得られる機会を見出せるかが問題ですね（これが難しい。通関士の資格さえあれば誰でも通関士業務を経験させてもらえるわけではなく、逆に単なる派遣でも、業務を覚える機会が得られるケースもありますので）。

２、通関士の職務は責任が重く、いいかげんな気持ちでは対応出来ないところがあります。通関士業務は司法書士業務にやや似通ったところがあります。司法書士は書類提出の役所は法務局（登記業務の場合）ですが、通関士の場合は税関です。法令にも目を通さなければなりません。会社のお茶汲み兼一般事務のような感覚では、無理かもしれませんね。

３、通関業務の特色として、当然の事ながら通関業に携われる職場、都市、地域は限られます。

以上、３点をクリア出来るなら、たとえ万一資格が取れなくても、今の時代、比較的、転職、就職は有利かもしれませんね。

Answer 4

通関士は、通関業を営む場合に必要な資格です。
従って、貿易をしている会社では必要の無い資格です。
貿易実務の中で必要な知識も含まれていますので、不利には働かないでしょうが、相当難しい試験ですので、あまりお勧めしません。
貿易実務は為替を中心とした経理的要素が大きく、特に資格は必要ありませんが、経験が必要です。
貿易に関わる仕事ならＴＯＥＩＣ８００点以上といったレベルの英語力があれば、興味を持ってくれる会社はあるかもしれません。