解決済み
仕事で漫画の原作を手掛けることもあり、漫画編集者たちと接する機会が多い者です。 「漫画編集者になるならこれを読め!」みたいな本は特にないと思います。 そういう話を何人かとしたことがありますが、みんな「特にコレっていうのはないですよ」と言っていたので。 ただ、直接的ではないにせよ、彼らが「役に立った」と言っていたものを挙げるので参考にしてみてください。 演劇鑑賞(小劇場のものから舞台、歌舞伎まで) 落語(古典的な作品は押さえておくべき) 映画鑑賞(邦画洋画。チャップリンから現在の新作まで) 読書(最低でも売れ筋は小説、ノンフィクション、新書などジャンルを問わずひと通りチェック) このあたりは学生時代、あるいは出版社に入ってからやっていた人は多いみたいです。 私も昔、人にすすめられて落語を観てオチの付け方の基本などを学んだものです。 あと、これはたまたまかもしれませんが、「海外放浪旅行(いわゆるバックパッカーみたいな個人旅行です)に行った」と話す人はなぜか多かったですね。これについてある漫画編集者は、「海外に飛び出すことで、いろんな視点からモノを見られるようになった。それは編集者としてすごくプラスになっていると思う」と言ってましたよ。 特に10~20代の漫画家の中にはその若さゆえ、ストーリーを構築するだけの人生経験を積んでいない方が結構います。そういう作家さんをサポートするために編集者は人生経験豊富な人ほどいいと言われています。大学時代に詰める経験は限られているかもしれませんが、バイトでもちょっと変わった仕事、何でもいいのでものすごいアホなことを真剣に取り組んでみるとか、そういう経験が役立つかもしれません。同時に入社面接でのアピール材料になるのでは。 私もそういういろんな経験を積んだ編集者ならぜひ一緒に仕事してみたいと思います。 決して簡単な道ではないと思いますが、ぜひ頑張ってください。
3人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る