解決済み
プロデューサーとディレクターの仕事は、良い作品をつくるためにお互い運命共同体ですが、双方の役割は明らかに違います。たとえば 映画を例にとるとプロデューサーは映画制作に必要な資金を調達するのが主たる仕事です。資金調達のためには説明用のプレゼンテーションキットが必要となり、映画のタイトル・シナリオの梗概・製作スタッフ・キャスティング・予算・スケジュールまで一貫した考え方を立案し、金融機関や投資家や配給会社を説得する必要があります。他方 ディレクターは基本的に資金が調達され 上記のアイディアがまとまったところから参加しますので、よりクリエイティブな作業に特化し、作品の完成度を高めます。そのためにシナリオからキャスティングに至るまで全面的に見直し、結果 大幅に予算が超過したり、スケジュールが遅れたりすることも多々あります。こうした場合 プロデューサーはディレクターの意向を受け、彼らの仕事を円滑に進めるために新たな資金調達やスケジュールの調整に尽力します。お金を確保しリスクを引き受け作品の管理を行うのがプロデューサー。お金を使い作品の製作と質に責任を持つのがディレクター。良い作品は両社のすぐれた才能が発揮されて成立しています。
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