デザイナーへの転職活動に必要な作品提出について。 未経験でエディトリアルデザイナーまたはDTPデザイナーを目指して…

Question

デザイナーへの転職活動に必要な作品提出について。

未経験でエディトリアルデザイナーまたはDTPデザイナーを目指しています。素人の質問になりますが、
①作品は具体的にどのようなものを作っていけばいいのでしょうか。
ベクターワークスで作った図面を提案するようなプランニングボードを作ったことはありますが、専門的にグラフィックの勉強はしていません。
②求人でインデザインが使えることが条件になっているところが多いのですが、フォトショップ・イラストレーターが使うことができればインデザインもすぐに習得できるものですか？それともまったく別ものですか？

デザイナーをめざすにあたってのアドバイスだけでもいいので、お願いします。

Answer 1

元クリエイティブDです。
採用担当もしていました。

未経験ですとかなり大変ですが、参考になれば幸いです。

＞①作品は具体的にどのようなものを作っていけば・・・

直接的な答えではありませんが、
面接担当として知りたいあなたのポイントは
技術力、理解力、探究心、ヤル気、プレゼン力、など
です。

ですので、何かポートフォリオ的な物を持参するなら
その作成経緯がわかる材料（ラフや要件書）があると望ましいです。
経緯はお話しいただく手法でも結構です。

そうすれば、あなたの実力やヤル気が伝えやすいと思います。

＞②求人でインデザインが使えることが条件・・・

すぐに使えると言えば使えます。
使えないと言えば使えません。
その会社ごとに違います。

私の判断では、いくら同じAdobe製品でも
基本的な文字組みを知っていないとNGです。
（詰め、禁則、カーニングなど）
デザインのプロとアマの差は、文字組みに対して顕著に現れます。

また、データの精度も会社によって異なります。
見た目だけ完成していれば良い会社もあれば、
そのまま製版データとしての完成度を求められるケースもあります。
製版の事も考えると奥が深いです。

最後に、「作品」という呼称は嫌いです。
「制作物」や「成果物」という表現が相応しいかと。

【作品：作ったもの．特に芸術上の製作物】

商業デザイナーは芸術家では無いから。
先ずはクライアントの要望ありきです。
好きなビジュアル作って売れると思うなら別の人生を、と。

↑↑
こういう理由で一度落ちた人が1年後に再応募してくるなんて事もザラでした。
本人は何で落ち続けるのか一生分からないのでしょうね。

デザイナーとは響きは良いかもしれませんが、
想像よりは過酷な職業です。
しかし、クリエイティブ分野で生計を立てる事は
素晴らしい事であると思います。
そこでしか体験できない事、特別な達成感は格別です。

ご健闘をお祈りいたします。