国家公務員Ⅱ種で採用後，他省庁への異動について

Question

国家公務員Ⅱ種で採用後，他省庁への異動について数年間ある省庁に勤務した後，他省庁へ異動することは可能でしょうか？
人事院の制度など詳しい方おられたら教えてください。

Answer 1

他省庁へ出向することはありますが一定期間を経てまた元の省庁へ戻ります。また、出先機関勤務で上級庁である中央省庁に出向し本人の勤務成績などにより中央省庁勤務になることはあります。
したがって、例えば会計検査院に採用され警察庁に出向することはありますが、そのまま警察庁職員になることはありません。労働局に採用され厚生労働省に出向し職業安定局などの職員になる場合はたまにあります。別の省庁の職員になりたかったらまた一から試験を受け直し希望省庁に採用されなければなりません。

Answer 2

他の方が既に書き込まれているので、補足です。

質問内容についてですが、省庁によるのですが、転籍ができる官庁があります。
最初は出向で行く形になるのですが、転籍して残留するように求められます。このあたりの内情については書き込むことができないので、直接お尋ねいただければよいのですが…。

その他の形としては、２年ないし３年の期間で、人事交流等で他省庁へ出向できることがあります。
ただし、人事交流が盛んなところと、そうでないところがあります。ご友人で国の官庁勤務の方がおられれば、出向先の状況などについて聞かれるのがよいと思います。

Answer 3

極々稀に人員削減などの影響でやむを得ず省庁間の異動をするということはあるようです。
以前農水省の職員が刑務官になったというニュースが報道されたことがありました。

今後出先機関の廃止などが実際に起きるとそういう事案も出てくるかもしれません。
ですが、基本的にはそうでもない限りは省庁間の異動はありません。
一時的な出向止まりでしょう。