「昇進」という意味がわかりません。 27歳といえば、現役で医学部に入ってストレートで卒業できた人間が研修医を終えて、ようやく自分が将来専門にしたい科を選べる時期です。 「昇進」という言い方ではなくて、脳外科を選択した、という意味じゃないでしょうか。その人は将来脳外科医になりたくて、研修医を終えて脳外科を選択したというだけではないですか? 優秀でも何でもありませんよ。他の人間が研修医を終えた段階で「内科にすすむ」とか「外科を選んだ」というのと同じです。 脳外科医は、一人前になるまで10年はかかります。まだ脳外科医になりたてなら下積みなので手術の執刀はできません。
脳神経外科はそれ自体が独立した診療単位です。 心臓血管外科を標榜するためには「外科」の門をくぐることがまず必要ですが、 脳外科はそうではありません。 ですので、昇進も何も、いきなり脳外科医になれます。 現在の研修システムでは医師3年目に脳外科も含めた、 専門分野を決定します。 旧来の制度では医者1年目で脳外科1年目もあたりまえでした。 おかしいと思われるかもしれませんが、 そもそもの日本の医師免許証はオールマイティーですし、 相応の教育は施しておりますので、当たり前の話です。 (余談ですが、今の研修制度のほうがお医者さんの仕上がりが遅いです) ただ、脳外科医として1人前になるのはそう簡単ではありません。 簡単な手術の執刀であれば、入局1年目から上司の監督下で行うと思いますが、 学会指定の専門医資格を取って初めて一人立ちのスタートに立つわけで、 相応の手術を先輩の指導なしに行えるようになるのには トータルで10年~15年かかるでしょう。 当然、能力の低い者、やる気のない者はそこで淘汰されていきます。 脳外科に入るのに苦労はしないけれど、 本当の意味で執刀医としてどんどん手術をこなせるようになるのには、 相応の修業の日々が必要になります。 あと、脳外科手術がワンマンになるのは、 一人でできないと危ないからであって、 みんなでやれば早い事を独り占めしている訳ではありません。 あと、助手をさせれば、その者の技量はわかります。 万年助手なのは、術者の考えもあるのでしょうが、 危なっかしくて助手しかさせられないのかもしれません。
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747さんの答えに賛成です。 追加ですが、 脳外科の手術は術野が狭くワンマンopeって感じが強いので生涯助手って人もいるらしい。
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