よくティッシュ配りをする人を見かけるのですが、ティッシュ配りって効率的な広告方法なのでしょうか？

Question

よくティッシュ配りをする人を見かけるのですが、ティッシュ配りって効率的な広告方法なのでしょうか？僕は、ティッシュを気楽にもらって、ティッシュだけを使い、一緒に入っている広告を目にとめることは無いので、ティッシュ配りにかかる人件費、ティッシュ代金を考えると、どうしても効率的でない気がします

それなのに、街角でよく見かけるということは効率的なのでしょうか？

どなたか教えてください

Answer 1

確かに決して効率のいい宣伝方法ではないでしょう。０．０１％（1万個まいて、チラシに反応するのが1件）の反応（問い合わせ）がかえってくればいい方、と言われていたのが5年くらい前ですから、景気の悪い今ではもっと悪いかもしれませんね。
でも、じゃあ、それが効率が悪いなら、何を企業として行って広告するか、ということになります。
新聞の折り込みチラシなどは、お手軽そうですが、1枚にかかる印刷費用（カラーか単色か、また大きさにもよりますが）それと、新聞に折り込む金額などを考えると1枚が１０～２０円くらいかかってしまい、たとえばそれを５万枚巻いたとしたらかなりの広告費になります。それにくらべ、ティッシュは、費用自体、また、配布にかかる費用も、折り込み広告とは比較にならないほど安く処理できます。ポケットティッシュは６～10円くらいでモノ自体は準備でき、あとは安くバイトを使うか、多くの会社は業務の一環として自社員を使ってやらせるでしょうから、まき代は安く抑えられます。
また、ピザ屋のチラシなんかもそうですが、ああいうチラシは、もらってすぐチラシ部分をじっくり見てもらいたくて配っているわけではないのです。常に、身の回りに存在するようにしておいてもらうことが重要なのです。で、たとえばどうしてもお金が入用なのに当てがない、という人の近くに、ふと、ティッシュがあって、「そんなに金利は心配ないですよ～無人の機械で審査も簡単ですよ～」なんて消費者金融のティッシュがあったら、イメージが悪くなければとりあえず電話かけてみようか、ということになるわけです。ならない場合が多いんでしょうが。
まあ、多くの中小・大手の企業はティッシュだけやっているわけではないですが、実際、ティッシュは受け取りはただのチラシより受け取りはいいし、多くの企業がやっているのはそういうためです。
貴方が効率的じゃない、というティッシュ配り、それを効率的じゃないから違うことをやろう、じゃあ、何をする？と、自分の会社に問われたら、なんと答えますか？もし、どなたかが、ものすごく効率的でかかる費用も少ない素晴らしい広告方法が発明されたら、きっとどこの企業もすぐやるでしょうね。
自分が社長だったら、と考えていろいろ調べてみてください。きっと今まで見えてこなかった世の中の経済の事情が見えてくるかと思います。