メタルラス壁やワイヤラス張りは現在ではほとんど見かけなくなりましたが、戦後昭和40年頃まで木造建築に使用されていた工法で、壁をモルタルで施工する場合に、モルタルの安定度を図るために断面が鋭い刃のようになった金属製の網(メタルラス)や細いワイヤーを網状に編んだワイヤラスという網を防水用の紙の表面に張って、その上からモルタルを塗り込んで壁を造ったものです。 その際、電線を貫通させる場合に、保護管を入れないまま電線を貫通させますと、施工方法による電線被覆の劣化やネズミ等の小動物が被覆を損傷させ、漏電電流がメタルラスやワイヤラスを通って大地に流れ、網の電気抵抗によるジュール熱で火災が多発した経緯があり、改正建築基準法で使用が禁止されましたが、今でも古い家屋には使用されており、改装工事等で電気工事を行う場合に、必須の知識となりますので、今でもその記載があります。
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簡単にいうと壁の仕上げをモルタル仕上げする時に内部に金属(メタル)金網(ラス)を使って仕上げた構造のものです。 ※最近はあんまり見やんなぁ・・・ メタルラスを入れる(壁にルーフィングをタッカーで打ち付けて、その上に打ち付ける。)てモルタルのひび割れや剥離防止を行う。 入っていないと施工時にモルタルがぼとぼと落る。
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