解決済み
東京消防と警視庁のレスキュー、どちらが上のレベルですか? また海自と海保の水上レスキューもどちらのレベルが上でしょうか? 詳しい方、お教え宜しくお願いします。
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救助現場は多種多様で各機関とも主な活動場所が大きく違うので比べるのは難しいでしょう。 ただ、人命救助の経験数や多種多様さでいったら圧倒的に消防レスキューが一番豊富です。そのため、かつては(消防が救助隊を発足させ始めた頃)は自衛隊へ指導をいただき、ロープなどの取り扱いを学びましたが、その後からは消防独自で技術や救助法を開発していき、現在の消防が有する技術や救助法は世界トップレベルと評されています。 実際、現在では自衛隊からの教育プランは無く、全て消防独自の教育カリキュラムで救助隊は成り立ち、さらには今もなお各自治体で独自の技術や救助法、資機材の取り扱い等を開発、提案等をして毎年発表や披露をしています。 警察のレスキューに関しては、本来の業務ではないことなどから経験、技術、知識が消防・海保に比べて乏しいのは仕方のないことです。ただ合同活動となった場合には十分、後方支援が行える力は有しています。 あくまでも、本来の業務が違います。日頃の災害現場では消防がベストパフォーマンス出来るようにサポートをしてもらっていますよ。 ちなみに現在では、消防独自の教育機関へ警察のレスキューが指導を受けに入校しているのが通例です。 海自と海保の水難救助では海保のが経験が豊富で人命救助の技術も上でしょう。ただ、自衛隊も人命救助が本来の業務ではありませんから、仕方のないことです。さらには水難救助でいうと消防も警察も部隊を有していますが、活動場所が大きく違うので比べるのが難しいです。 海保は海のあらゆる災害が主戦場ですが、消防は内陸部全ての水場を主戦場とするため河川・池等の自然水利から増水した地下施設等となります。ちなみに湾内での災害は合同活動していますよ。 海保と消防は交流が意外とあり、合同訓練もしてますよ。お互いがお互いの技術や熱意にリスペクトしていますよ。 よく自衛隊の救難隊が『レスキューの頂点』とか『最後の砦』と言われていますが、その所以は、消防はもちろん、海保でも警察でも保有することの出来ない輸送手段(ヘリや船)を有していることからです。どんな悪天候でも輸送出来るからです。 結論からすれば、『比べられない』が正論では? 例えば、 交通事故:消防≫警察≧海保=自衛隊 水難事故(海上):海保≫自衛隊≧消防=警察 水難事故(河川):消防≧警察≧海保≧自衛隊 軌道事故:消防≫警察≫海保=自衛隊 山岳救助:警察=消防≫自衛隊≧海保 建物火災:消防≫海保=自衛隊≧警察 NBCテロ:自衛隊≫消防≧警察≧海保 ・・・と気が遠くなりますよ。どのレスキューもその分野でスペシャリストなんです。
6人が参考になると回答しました
1 消防と警察のレスキューについては、消防がレベルが高いと思います。 さすがに、ハイパーレスキューのレベル・装備にかなうところはないのではないでしょうか? 2 海保と海自については、個人のスキルについては、海保が上だと思います。 理由としては、現場での経験値が海自より、多いため、訓練だけでは培うことのできない経験をしています。また、それらを経験した先輩から後輩達は学んでいます。 ただ、海保は、弱小官庁で装備が足りないです。海自のような水上機も持っていなければ、時間も飛べるヘリも持っていません。 1機で、吊り上げできる人数も海保は、海自に負けています。
救助技術のスキルでは評価できません。 私見ですが「どの救助部隊も同一レベルである」と思うのです。 まずは、日本の救助隊の歴史をみてみましょう… スキューの先駆者は航空・海上の両自衛隊です。自隊の航空機救難の必要性から早期に発足しています。 以後、消防が本格的にレスキューを発隊させる時、陸海空各自衛隊の指導で隊員を養成しました。 消防レスキューのパイオニアである当時の横浜市消防局は、陸上自衛隊レンジャー部隊に指導を仰ぎました。 それに敬意を表すため、消防局から安全管理局と名称が変わった今でも、レスキュー隊といわずレンジャーと呼称しています。 (警視庁、東京消防庁も昭和42年頃に陸自の技術指導を受けています) 以上、黎明期レスキューの先生は自衛隊だったのですが、逆に東京消防庁は海上保安庁特殊救難隊発足時に隊員の養成に携わりました。 ではトピックスを… ①全国消防救助技術大会では中小自治体の消防本部が一般的に優秀で、上位に入賞しています。 この結果からすると、東京消防庁や横浜消防より地方消防のレスキューが技術的には上位となる。 ②自衛隊レスキューは「最後の砦」といわれています。 すなわち、他の警察・消防・海保のレスキューが出場できない悪天候でも、飛びます。 これからすると、自衛隊が最強の精鋭となります。 ③救助現場での活動は消防が最も多いでしょう。 特に東京消防庁は機動救助部隊を4隊有しており、各地の特別高度救助隊のさきがけです。 更に各消防署レスキュー隊(消防特別救助隊)が出場待機しています。 (警視庁の機動救助隊は当番隊1隊のみ) 都民の目にする救助隊は圧倒的に消防です。活動回数が多いのは「場数」を踏んだだけ有利なのですが、では①の評価につながっていないことになるのです。 ③本来任務(民生における救助)となれば、消防>海保>警察>自衛隊となります。 救助は消防の本流業務の一部でいわばお家芸ですが、側面サポート的な自衛隊救難隊の技術が劣っていることはありません。 単純には割り切れない部分があるので、各隊の評価はできない結論になります。
東京消防庁の救助隊のほうが上です。 東京消防庁の救助隊は世界でもかなり高い技術・装備を有してます。 日本の消防の救助隊の技術は高いです。 一方、警視庁の救助隊はほとんど出動してないし出動しても消防の活動を見てるだけで活動経験が少ない。 災害現場で警察が目立つように編成されたようなものです。(福知山脱線事故では兵庫の警察の隊員が機材の扱いを誤り指を切断しました) 海保と海自ですが海自は災害派遣じゃないと出動しないので活動経験なら海保ですね。 装備なら海自です。
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