社会保険労務士試験を目指す勉強法

Question

社会保険労務士試験を目指す勉強法今年の社労士取得を目指し、去年の10月から某大手の通信DVD講座
にて勉強を開始しました。

内容はDVDで理解は出来るのですが、実際にトレーニング集で問題を
解いていくと殆ど不正解になってしまう状態です。

毎日2時間～3時間は勉強しているのですが、暗記が出来ていない状態
だと思います。

初学ですが、仕事が落ち着いている今年の試験にとにかく合格をしたいと
思います。

是非、効果的な勉強法を教えていただけますでしょうか。
宜しくお願いします。

Answer 1

はじめまして。ご参考までに回答いたします。

質問者さんの場合、法律は初学でしょうか。
社労士の場合、科目別に労基、安衛、雇用、労災、徴収、健保、国年、厚年があり、一般常識として40以上の法律を勉強することになります。これを暗記することはまず不可能です。

そのために、法律の“理解”が重要となってきます。
DVDや通信で陥り易いところとして暗記に走り理解が不完全なまま進んでしまうことがよくあります。制度の背景や趣旨からちゃんと“理解”して抑えて行くことが肝心です。

例えば、労基法であれば“労働者を保護する”ための法律ということを理解していますか？そんなことは分かっていると思っていても問題を解くときにその前提を踏まえて解答していますか？条文の成否のみを判断していませんか？

各法律の理解がまず重要になってきます。

次に、10月から勉強を開始したとのことで（通常の資格予備校ではもっとも早い開始時期かと思います）、まだ問題をとくのは早いと思います。つまり、今はまだ各法の理解、インプットに時間を割くべき時期であると思います。もちろん、問題集を活用しますが、今は出題の傾向などを掴んだり、問題を読んですぐに解答を見て論点の整理をする時期かと思います。問題集を問題集として使うのは、一通り全ての科目が終わった頃（3月中旬？）を目安にするとよいでしょう。その後、模擬試験も重ねて行くと思いますが、試験に合格する人でも6月頃までは合格圏外にいることの方が多いみたいですので、ある意味気にしないことも重要になってきます。（油断も禁物ですが）

一方で暗記も必要な箇所があります。それは、受験生らしく語呂合わせにしてしまいましょう。労基の平均賃金の算定からの控除で有名な「業・産・使・育・試（ぎょうさんしいくをこころみる）」から自分で作ったり｛例：労災の葬祭料「最後の未練も30日」＝315000+（給付基礎日額×30日）｝してゆくとよいでしょう。

最後に厳しいことを言わせてください。
“仕事が落ち着いている”今年にかけるのであれば、勉強の絶対量が少ないでしょう。10月1日に勉強を開始したとして8月22日まで325日しかありません。毎日休まず2時間勉強しても650時間（3時間で975時間）です。この程度であれば毎日22時まで仕事をしている私でもやってました。資格予備校で怖いのは、勉強した気になることです。試験は、誰も責任を持ってくれません。合格を目指すのであれば、それまでは全ての余暇時間をつぎ込んで合格圏内に入る努力をされたほうがよいでしょう。

厳しいことも書きましたが、努力は報われますので、勉強の時期と方法をもう少し考えながら進められることを助言いたします。
ご健闘をお祈りします。

Answer 2

社会保険労務士を目指すなら
山川のWEBを受講してみれば？
何と講義視聴だけならタダです。

http://yamakawa-sr.net/

私は救済待ちでしたが、ダメだったらここの講義でもう一度挑戦するつもりでした。
因みに今年２回目の受験、大原とユーキャン受けていました。

毎日コツコツが得意であればわざわざ通学する必要は無いと思います。
ただし、軸足となるテキストは必要だと思います。
今からでも充分間に合います。

各資格学校の模擬試験は受けまくってみてください。
『模擬試験パック早期申し込み割引』などもあるので通信でも良し、会場でも良し、
模試の結果に一喜一憂するのは禁物、
間違えたところ弱点をチェック、条文の○肢はキーワードもチェックして選択式対策、
さらに模試の冊子を切り分けて、科目別の綴り直して
肢ごとにテキストと照らし合わせて再確認、テキストの載っていない肢は書き込んでインプット、
で、本試験に臨みました。

今年二度目の挑戦で、
結果は、選択式３３点(労基安衛２点)、択一式５４点。
合格しました。

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