解決済み
警察官は、階級制度の組織であるというのは、承知していますか? 巡査から始まって、巡査長、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視監、そして警視総監となります。 一つの例ですけども、高卒Ⅲ種採用だと、退職までに、警部になれれば良いほうです。極一部の人が警視になる人がいますし、例外的に警視正まで進む人も、本当に稀にいる程度です。 ところが、一流大卒Ⅰ種採用だと、警察学校を出て、現場に配属される時には、既に、警部補の階級が与えられます。その後、2年を置かずに警部となり、採用から5年後の27歳くらいには警視になります。30前には警視正になっていますね。 確かに、Ⅰ種試験は難関です。競争率も高いですよ。 でも、Ⅲ種で採用されると、ある程度の年齢となった時に、自分よりも、はるかに年齢が下のキャリアに使われることになります。そこを割り切れるかですよ。 正直なところ、年下が自分よりも上の役職になるというのは、人間として、面白いとは思わないですよ。人として優れた人もいて、それを許容している方もいますが、全面的に、それで良いとは思わないでしょうね。 よく、新聞などに出ていますが、「○○警察署の××巡査部長(46歳)」とか「△△警察署勤務□□警部補(52歳)」とかで出ていますでしょ? Ⅲ種で採用されたら、そうゆう待遇となります。Ⅰ種採用の人が、23歳で既に警部補になっているのにです。 無論、そんな事とは無関係に、一警察官として、市民と接していくというなら、それもあるでしょうね。そうゆう生き方をされている警察官も多いですし、立派な方も多いです。 一方、キャリアとして高い地位にありながら、汚職とか不正に関わっているような人もいます。 そこは、人間性の問題ですね。採用の基準とは無関係でしょう。 ちなみに、テレビドラマ「踊る大捜査線」で、織田裕二演じる青島俊作は「湾岸署・刑事課強行犯係・巡査部長」で、役職は主任ですが、年齢的に変わらない、柳葉敏郎演じる室井慎次は、警視正で、警視庁の管理官ですね。管理官は事件ごとに専門に担当していく専門職で、地方に出れば、大きな警察署の署長となる階級です。 地域に密着して仕事をしていくか、より大きな視点から日本の犯罪を扱っていくか、極端な言い方をすると、そうゆう違いになります。
なるほど:1
Ⅰ類は大学卒業程度の学力 Ⅱ類は専門Ⅲ類が高校卒業した人の受験枠です。 Ⅰ類だからキャリアではありません。 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ類は全てノンキャリアの巡査からスタートです。 ですので現場で働きます。 警部補スタートなのは国家公務員一種に合格し警察庁に採用された人達です。 彼らがキャリア組ってヤツですね。 最後に金銭面で飯だけ食えれば良いって言ってますが、甘いよ。
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