解決済み
検事、副検事、検察事務官の仕事内容を詳しく教えてください また、副検事や検察事務官が検事になるには、 どのような試験を受けるのでしょうか? できるだけ、詳しく簡単に教えてください、お願いします
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検察事務官は,国家公務員Ⅱ種,Ⅲ種試験(行政)の合格者の中から,各検察庁の面接試験に合格した人がなれます。 裏技ですが,例えば東京地検の検察事務官になりたいと思っているが,倍率が高くてなかなか受からない場合,同じ東京高等検察庁管内で東京ほど倍率の高くない宇都宮地検を受けてまず検察事務官になります。その後数年,宇都宮地検で仕事をした後,結婚などの理由で東京地検に異動するという手もあります。検察事務官も国家公務員なので,枠があれば日本全国どこへでも異動は可能です。結婚が理由じゃなくても異動はできると思います。 仕事としては,検察官(検事,副検事)を一緒に捜査(取調べなど)をしたり,公判の準備をしたりします。このように検察庁の花形(松たか子)は立会事務官(たちあい・りっかい)と呼ばれています。 ほかにも一般の会社と同じように総務(庶務や人事,会計)もありますし,事件の受理や証拠品の管理処分,刑の執行,事件記録の管理,前科の管理をする(総称して検務)部署もあります。 副検事は,検察事務官だけではなく,一定程度の階級にいた警察官や海上保安官,裁判所の書記官,労働基準監督官などさまざまな人たちがなっています。試験は法務省が行っており,論文試験と口述試験などを受けることになります。 副検事は主に地方検察庁をさらに細かく管轄を区切った区検察庁に配属となります(地検の検察官を兼ねるのがほとんどですが)やっている仕事は,司法試験を合格した正検事と変わりませんが,扱っている事件が少し違います。副検事は,窃盗や傷害,交通事故や交通違反,詐欺等の事件を扱いますが,正検事は,殺人は組織犯罪,脱税,選挙違反などいわゆる大きな事件と呼ばれる事件を扱います。ですが,これは大雑把な仕分けで,副検事の中にも殺人事件などの大きな事件を扱うことがよくあります。 検事(正検事とも言われます)は,現在,ほとんとが法科大学院へいき,新司法試験を受けます。現在は,旧司法試験のときよりも合格率が高くなっていますの受かるチャンスは高くなっていると思いますが,検事志望者が多いので,司法試験に受かっても検事になれるとは限りません。(今や過剰供給状態で,司法試験に受かったのに弁護士にすらなれない人がいます) 乱筆ですいません。(現役より)
なるほど:1
ustijuiiさん 検事は検察庁の法律家です。法務省が実施する司法試験に合格し司法研修を受けた者のなかから任官されます。司法試験の受験資格は大学法学部院卒が条件となっています。 検察庁はキャリアシステムをとっていますので検事総長をトップとした幹部は検事出身です。 業務は警察が作成した調書を法律家として問題ないか調査します。被疑者の取り調べ、証拠類などを精査し、場合によっては独自または警察に対し捜査を指揮する権限を有しています。そして起訴、不起訴、起訴猶予にするか判断します。(捜査検事) 起訴されると裁判所で裁判が行われますが、裁判では被害者や公益の代表として刑事裁判の当事者となります。(公判検事) 検察事務官は検察庁採用の国家公務員事務職員です。検事の指示のもと捜査や公判の補助者となります。 検察事務官に検事の権限を与えるシステムがあります。検察庁が実施する内部試験に合格すると副検事と呼ばれ検事と同等の権限で検察業務をおこなうことができます。
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