解決済み
色校正費削減のため、色校正を平台校正からDDCPへ移行させたいのですが、 どのような対応がベストでしょうか?都内印刷会社の製版部署で商業印刷物、主に商品カタログや会社案内、雑誌広告を手がけています。 色校正をDDCP(コニカミノルタ社製デジタルコンセンサス)で提出する割合は多くなってきているとはいえ、やはり平台校正で提出しなければならない仕事も根強く残っています。 特に色再現にこだわるクライアントに対しては、比較的色再現が安定している色校正屋さんに外注して平台校正を出してもらっていますが、それでもやはり微妙に色は振れてしまいます。 この程度の色の振れは仕方のないことだと思えるレベルなのですが、クライアントはその微妙な色の振れになかなかOKを出してくれません。 DDCPでの色校正を提案しても、紙の質感と共に色を確認したいという理由で多くのクライアントは拒否します。 本機校正を出すには金額が合いません。 外注先の校正屋さんにはかなり無理を言ってがんばって色を合わせてもらっているのですが、やはり最終的にオーケーを出すのが人間の目である以上は、どうにも解決しない問題だと感じています。 また、DDCPは色再現が安定しているとはいえ、やはり本紙の質感を得られませんし、似て非なるものであることは確かな事実です。 本機校正が一番だということは分かりますが、金額が高すぎて簡単には頼めません。 このような悩みを抱える印刷会社は多いと思いますが、皆様はどのような対応でクライアントに納得してもらっているのでしょうか? お金は出せないけれど品質には妥協できないというクライアントが多くなっている気もしますが、それに応えるのも仕事だという思いもあります。 色校正での色再現の難しさと、色校正でクライアントに納得してもらえる、何かヒントになるような知恵がありましたらお聞かせいただけますでしょうか? よろしくお願いします。
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心中お察しします。うちもつい最近までは「うちは品質第一だ!」ってやってましたけど、そういう考え方を貫くには非常に厳しい時代だと思います。確かにクライアントの期待に応えるのが仕事だというプロ根性もわかります。少し赤が出たって、他の仕事を回してもらえれば黒になる、そういう考え方は今は通用しないと思います。去年から、フイルム代・インク代・紙代といろんな物資が高騰しており、今までと同じ品質で同じ料金というのは現実的に無理じゃないですか。それでわかってもらえない場合は赤字覚悟で自分たちで背負い込むのか他を当たってもらうのかの2択しかありません。 予算がないなら品質は悪くて当たり前!と悪びれるのは良くないとは思いますが、クライアントと話し合ってわかってもらえない場合はもう断るしかないと思います。営業的にも案件を手放すということは数字的に厳しいですが、赤にしかならないのに工場に回すのは会社的には全くよくないことです。がんばればいつか報われる…と思っても、今の状況なら他が安い金額提示してきたらクライアントだって絶対にそっちに流れます。人情より価格を取るのが今の世の中ですから。 自分たちの品質に期待して仕事をくれるのは非常に有り難いことだし、職人冥利に尽きることだとは思います。しかし褒め言葉だけでは生活は満たされませんからね。 どんな遠回しに、気を使って、相手の心へ訴えかけても、結局料金が上がるなら安いところへ流れるのがクライアントだと思います。本当に品質を第一に考えるのであれば残ってくれるとは思いますが…。 よく営業部長が「顧客教育」という言葉を口にします。本当にそんなことができれば助かるんですけどね。 何につけても結局「価格」になってしまう今はまさに八方塞がりですね。うちはもうほとんどデジタルコンセしか出さないですよ。地方だしそこまで頑固なクライアントはいないですね。いろんなところ回ってダメでうちに来るってのもありますが、そういった場合はもう費用に関係なくって感じなので助かります。断るのも非常に勇気がいりますが、現実的に考えて、赤字のまま同じサービスを一生提供出来るってところはないですよ。別にこっちだってぼってるわけじゃないんだからクライアント自身に苦労してわかってもらわないと…。 結局他に儲かるサービスを見つけないと生き残りは厳しいです。まぁ効率的に儲かるのがなんなのか?って言われたら難しいんですけどね。
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