税務署の職員は 税務職員採用試験からと国税専門官試験から採用される人がいますが ①仕事の内容に違いはあるのですか？？ ②…

Question

税務署の職員は 税務職員採用試験からと国税専門官試験から採用される人がいますが ①仕事の内容に違いはあるのですか？？ ②将来どちらが出世しますか？？Wikipedia以外でお願いします。

Answer 1

こんばんは、今年度国税専門官に内定した者です。

①仕事の内容に違いはあるのですか？
→基本的に違いはありません。税務職員試験・国税専門官試験に採用された方ともに各地の税務署や国税局、または国税庁などで働きます。

②将来どちらが出世しますか？
→どちらも本人の努力次第で税務署長か地方の国税局長まで出世できる可能性はあります。（ほとんどの人は税理士に転職しますが）
国税庁の幹部職員などそれ以上の出世を望むのであれば、国家Ⅰ種試験に合格する必要があります。

税務職員試験採用者と国税専門官試験採用者であれば、後者のほうが若干出世スピードは早いです。例えば、
・採用後最初の研修は税務職員試験採用者が1年間かかるのに対して、国税専門官試験採用者は3か月で終わります。

・税務職員試験採用者の場合、国税専門官試験採用者と同程度の給与を得るには内部試験を受ける必要があります。

・国税専門官試験採用者の場合、専科研修を含め3年以上働けば国税調査官または国税徴収官の職に就けます。
（税務職員試験採用者が同程度の研修を受けるには7年以上勤務し、内部試験に合格しなければいけません。）

特に自分にとって不都合な理由がなければ、国税専門官試験に合格したほうが良いのではないかと私は思います。
いかがでしょうか？