解決済み
鉄鋼業界の動向は時代と景気を映す鏡ですから、特に新日鉄の動向は総合的な相場動向そのものを示す上で、楽観論もあれば悲観論もありますね。 楽観論の多くは、不況が底を打ったことでこれからは上がる一方ということになります。確かに内需に関してはいまがどん底に違いないですしね。 一方、悲観論の多くは景気は今後二番底を確かめに行く展開で、しかも国内の鉄鋼業界は今後中国とのし烈な戦いの時期をも迎えるため、競争力を高めるためにはコストダウンを余儀なくされる、といったことを挙げています。 いずれにしても、景気の動向は株式等の相場にものすごく左右されるもので、昨年はリーマンショックなどと銘打たれた暴力的な下げにより、国内の不況も本格化していった経緯があります。 市場が下げを演じたからには、好不況の波なんて人為的な操作でなされているのも同然ですよね、そうしますと、日本の鉄鋼業界もこの先、財界諸氏が歓迎していない民主党政権移行がひとつの背景ともなって、国内でこういう内輪揉め的な波乱要因を抱えているうちは中国との競争に立ち向かっていきにくいには違いないです。 以上から、株価的には中長期的な上昇を考えるべきでなく、雇用問題的には採用・雇用維持されるチャンスは逃がさない代わり、大きな野望を抱くうえでは何も新日鉄みたいな融通の利かないところにとどまる理由もない、という私見になります(笑) ※業界にとって、別に今回が初めての荒波というわけでなく、度重なる不況に対して蓄積されたノウハウがあり、そういうことに対して新たな経営方針も絶えず構築しているには違いないですが
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