巡査と巡査部長の間に正式な階級はないのです。 巡査長という「地位」は、いわば「なんちゃって」階級です。 警察官は試験を受けて、巡査部長、警部補、警部と階級を上げていきます。 巡査部長ぐらいはなっておかないとーーという認識です。 ですが、どんなに頑張っても「部長」試験に通らない人がいます。 長年、刑事や交通、生活安全(防犯)の各分野で活躍、功績のあるベテランを巡査のままにはしておけない。救済策として「巡査長」というポストが用意されています。 幹部からは「アイツは部長(巡査部長)にもなれない」とディスられる対象、それが巡査長。はたから見てると、ちょっと哀れでかわいそうな存在です。 それから巡査部長になると、部長がそのまま肩書として呼称になります。 ていのいい例が「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の両津勘吉の上司、大原部長です。設定は派出所の班長。 この「部長」呼称は、会社の部長の地位とはかけ離れているため、警察内部でも「もう、やめよう」という空気がありました。現在はどうなのか、回答者は詳細不明です。ですが、たぶん、残っているでしょう…… こち亀 大原部長
< 質問に関する求人 >
警察官(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る