｢一個100円の石鹸を一万円で売る｣ 私がデザイン事務所に初めて入り、グラフィックデザイナー駆け出しの時の話です。…

Question

｢一個100円の石鹸を一万円で売る｣

私がデザイン事務所に初めて入り、グラフィックデザイナー駆け出しの時の話です。
広告代理店の人だったか、営業の男性からショックな話を聞きました。

『一個100円の石鹸を100個ワゴンに入れて何日もかけて売るより、一個100円の石鹸を"桐の箱"に入れてそれらしい紫色か何かの絹の布を使い高級感を出し、一万円で売った方がはるかに売れる。』と聞かされました。

まだ世間知らずの私には、とてもショックで世の中こんなものかと…がっかりさせられました。

たまに思い出しても今でも納得がいきません。。

何か良いアドバイスあれば宜しくお願いします。

Answer 1

単なる例えです。

ルイヴィトンやシャネルのバッグがなぜウン１０万円で売れるのでしょうか？
他のブランドと比べて原材料や製作費がそれほどかかっているのでしょうか？

化粧水がウン千円で売れるのはなぜでしょうか？
化粧水の９９％は「水」です。
１％の物質がウン千円するのでしょうか？

答えは、ブランドイメージです。

広告の役割は何でしょうか？
例えば、車の広告を作ったとして、
広告によって、車の性能が上がるわけではありません。
広告によって、レストランの料理がおいしくなるわけではありません。

広告の役割は、「イメージ操作」です。
広告によって、商品のイメージを強めたり、変えたりすることはできます。
グラフィックデザイナーの仕事は、そうした商品や企業のイメージを作り、
ビジネスが円滑に進むようにすることです。

あなたが手がけたデザインは、おいしくないものでもおいしく見せるためにデザインしてきたでしょう？
営業さんの言ってることと、あなたのやってることは同じことです。

Answer 2

商業デザインって、ほとんど詐欺みたいなものだよ！１万円の石鹸を裸で売るより、100円の石鹸を9000円かけて１万円で売るほうが確かに売れる。
俺だったら100円の石鹸を１万個売る促販ツールを考えるよ。クライアントの制約の中に自分のポリシーを入れなきゃ、デザイナーとは言えない。クライアントに立ち向かえる自信を養って、ユーザーを騙すんじゃなく、クライアントを騙しちゃえ！頑張って、納期と予算に妥協しない、いい仕事をしてね。

月のライトアップは、レインボーがいいっす！

ﾓﾄﾃﾞｻﾞｲﾅｰ☆kiraﾁﾝ

Answer 3

ある会社の営業職の面接を受けた時の話ですが、「私がしている時計を１００万円で売るとしたらどうしますか？」という質問をされたことがあります。ちなみに、私の時計は15,000円で買ったものなんですが。

答えは、日本よりも物価が1/100の外国で売るということです。

この質問は発想力・機転が利くかどうかを試されたんだと思います。

secondmailjpさんの質問に対するアドバイスにはなってないと思いますが、この質問を見て思いだしたので、書かせていただきました。

Answer 4

物のたとえですよね。

同じものでも 付加価値をつけて売りましょう。
同じものでも デザインや見栄えで価値は上がります。
そしてターゲットにあった戦略で売っていけば 売上が上がります。
そういう 商品に付加価値を与えるのがあなたたちデザイナーの仕事ですよ。

ということを いいたかったのでしょう。 たぶん、きっと。