公認会計士です。 公認会計士試験の難しさはまず範囲が膨大ということが挙げられると思いますので、他の方が回答されている通り、「基本的な論理思考ができれば理解はできて、あとは膨大な情報を暗記していくことで殆ど対応できる」が回答としては近いです。少なくとも基礎的な問題はそうです。 ただ基礎的な問題だけ解答できても合格できないと思われますので、話はそう単純ではないとも思います。 公認会計士試験は応用力も問われます。そもそも何を聞かれているのかが分からない問題が出たり、その場の即興で知識を組み合わせて回答しなければならない問題も普通に出ます。そういう意味ではひらめきや発想が必要な問題もそれなりにあります。 またそもそもテキストを読んでも一読で理解できず、そもそも何を言っているのか分からない箇所も多いです。そういう意味ではそもそも理解する段階で論理的思考力、理解するための情報収集力、国語力などが要求されます。つまり理解の段階で「基本的な論理思考」よりもう少し高次のものを要求されますので、単純な事柄をただ覚えれば良いということではありません。 さらに言えば計算問題などは処理能力を問われます。つまりただ理解しているだけではダメで、最短時間で回答にたどり着くけるような鍛錬(問題演習)が必要です。 そう言った要素が混然一体となってこの試験を難しくしているのではないかと思います。
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