公認会計士は日商簿記1級必修資格ですか？

Question

公認会計士は日商簿記1級必修資格ですか？

Answer 1

不要です。

日商簿記１級は税理士の税法科目受験の資格がもらえますが、会計士の短答式試験でももらえるので、会計士短答式が受かっていれば税理士試験受験としても、就活のアピールポイントとしても、欠けます。（欠けるというより、なくても同じ、会計士短答式合格の方がアピールポイントてして高いです）

ただ、税理士試験の会計科目は工業簿記の範囲が手薄なので、税理士さんは工業簿記が弱い方がどうしても多いです。

なので、税理士試験（科目合格も含む）合格との組み合わせとしてとるのが一番使い勝手が良いけど、会計士試験合格者なら会計士単品で充分です。

日商簿記１級をとるべき人

１、経理業に関心がある学生、または、経理業務の経験者（現職も含む）

１級持ち未経験者（新卒以外）より２級持ち経験者や２級持ち新卒の方が経理の採用は有利とは言われますが新卒１級が最強なのは言うまでもない

２、会計士受験生

会計士受験生なら１級は過去問で出題傾向を掴むだけで勝負できます。とれるならとって損はないでしょう。（もちろん、会計士試験の対策がメインになるので高得点合格を狙ったり、検定試験の対策に時間を割きすぎないことが条件）

３、税理士試験受験生（合格済みも含む）

税法科目受験資格がもらえるのもあるけど、税理士試験の会計科目は工業簿記の範囲が手薄なので、税理士さんは工業簿記が弱い方がどうしても多い関係で、税理士さんの日商簿記１級はアピールポイントが高いです。（会計士合格者は不要）

Answer 2

日商簿記検定1級の「内容」は必修ですが。「合格」は不要です。

1級の内容を理解しておくのは大事ですが、合格のための過去問演習や答練は、公認会計士を目指すなら時間の無駄です。というか、公認会計士の勉強の中に、1級の範囲は入っているから、あえて別に勉強しておかなくて良いのでは。

Answer 3

公認会計士の試験に税理士試験のような受験資格はありませんが、公認会計士試験は日商簿記検定1級の範囲が完全に含まれているので、日商簿記検定1級は合否に関係なく必修項目に含まれます。

Answer 4

いらない。