乾燥が必要な溶接棒で 乾燥させずに溶接出来ますでしょうか？

Question

乾燥が必要な溶接棒で
乾燥させずに溶接出来ますでしょうか？

Answer 1

質問のレベルからすると、強度や欠陥の検査が必要なものを作るわけではないと想像します。プライベート作業程度のものでは、雨が掛かるとか湿度95％とかの特殊環境下に置かなければ、別に乾燥させなくても溶接はできます。
湿ると電流が安定しないや仕上げを阻害する要素はありますが、普通の生活環境なら多分あんまり分からないと思います。乾燥器で乾燥させてもスタート性が良くなったな～と感じる程度かと。

Answer 2

乾燥が必要な溶接棒を乾燥せずに使うのは おすすめできません
水分が残っていると、溶接中に水蒸気が出てアークが不安定になったり、溶接部分にクラックや不具合が生じることがあります
また、水分が原因で 水素脆化（割れやすくなる）が起こる可能性もあります

急いでいる場合でも、品質や安全を考えると、溶接棒はしっかり乾燥させてから使用するのがベストです