先生とは一般的に学や道に秀でて、指導的な立場にいる人の敬称です。 学校の教師は子供を指導して未来の国民を育てますし、大学の教員は学問を授け学士を養成します。茶道や書道の先生はその道を教え子に伝授します。 医師は、医学という学問の師・研究者でもあり、医療においては他の医療従事者に指示する立場です。なので先生と呼ばれます。 医師が診断して適切な治療方針を考え、レールをひかないと、他の医療スタッフは動けません。 看護師は、医療の中では医師の指示を受ける立場ですから、その観点(ひかれたレールの上で業務をする)からは先生ではありません。もし、その看護師が看護学科の教員であれば、看護学の師として将来の看護師を教え育てるという観点で、先生と呼ばれると思います。 薬剤師も、医師の指示で処方するので医療上は先生ではありません。看護師と同じく、学問的には薬学の師ですから、薬学科の教員であれば、その意味において先生です。 例外的に、製薬企業が取引先病院の薬剤師を持ち上げるために、先生と言う事があり、その病院の周りの医療スタッフもリップサービス的に先生と言うことはあります。更にその状況に乗っかり、薬剤師同士が先生と呼び合うこともあります。自分達で高め合ってある感じで、ちょっと特殊ですね。 この現象は放射線技師やリハビリ士などでもたまに見られます。
うちの病院は薬剤師を〇〇先生って呼んでますね。 病棟看護師より
一般的に先生と呼ばれる職業ではないからではと思います。でも教師以外でも先生と言いならわしている職業も多いですけどね。年配の人ほどその傾向はあるかも知れません。
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