解決済み
コマツのほうが優れてますね。 第一に、需要予測精度の高さです。需要予測のズレが小さいほど、増産の時にはスムーズに立ち上げられますし、減産の時も段階的に調整できます。逆に需要予測が悪いと、増産が遅れて需要においつかなかったり、逆に減産時は急激に生産を減らして、休業することになります。 第二に、研究開発費の違いです。機械メーカーは売上が大きいほど、そのぶん研究開発費を多くできます。例えばある機械の開発に10億使ったとしても、コマツはそれを何年間で1万台売るのに対し、日立建機は5000台しか売れません。実際にはここまで単純じゃないですが、売上が大きいほど研究開発できる分野を拡げられるというスケールメリットがあります。その結果、生産技術の分野などはけっこうな差がついていると思います。 第三に、販売網の違いです。コマツは独立系の代理店がメインなのに対して、日立建機はそもそも国内の販売店を直系でやっています。そのため、販売店をマネジメントするという観点が不足していたため、その結果、独立系の代理店に対する代理店マネジメントのノウハウはコマツのほうが多いといわれています。 こう書くと日立建機が全然ダメのようですが、そんなことはなく、油圧ショベルとマイニング機械は世界でも有数のメーカーですので、他の産業に比べると将来性は高いと思いますよ。 ただコマツはそれを軽く超えるすごい会社であって、日本のリーディングカンパニーであるということです。
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