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医師やカウンセラー(心理療法士)などの患者が、その人のせいで自殺してしまったら、遺族などは医師やカウンセラーを決して許さないという話を聞いたことがあります。確かに、医療ミスなどの失敗を犯して、医師やカウンセラー自身に責任があるのであれば、その責任は負わなければならないことですが、いくら遺族が逆恨みしても、法的にも倫理的にも責任がないものまで責任を感じる必要はないものでしょうか?
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出発点はどこでしょう? 「その人のせい」とは誰のことでしょう? では、なぜその子は死を選んで、というか治療が必要になって、なぜよその子はそのような治療と無縁だったんでしょうか? 健全な親子関係の中では、外で何かあっても安全基地の家庭が守ってくれるんです。 それができないので、「病気」という概念が生まれて、疾患のある子ども それを心配する親、心を病んだ子供という定式が生れるんです。 あとはこの定式でことが進みます。 親も子供も先生も。 おかしくないですか? その子の家庭自体が安全基地ではなかったんで、もっと言えば親の代理疾患になったんじゃないですか? そもそも、もし、医師やカウンセラーがいなかったらこの人たちは誰を責めましたか? 他の家族にそんな子がいないのに、自分たちは「欠陥の子供」を生んでそのせいで不幸になったと思っていませんか。 はけ口を外に求めるケースはあると思います。 だからと言って、個々のケースにすべてそうだと言ってるわけではありません。 身体的障害は誰が見ても明らかです。 精神的な障害は見えないんです。 家族オリジンなのかどうかは、「問題のある子」というバイアスから自由になれる治療者が必要です。 ひょっとしたら、病的な家族関係の犠牲者としてのカナリヤかもしれないんですから。
そうだね:1
良心的な医師やカウンセラーなら、 患者が自殺した時、 例え法的な責任はなかったとしても、 倫理的な責任は感じ続けるでしょう。 そうでなければならないと思います。 患者の死を背負い続け、 「なぜあの人は自殺を選んだのか」 「どういう対応をすれば止められたのか」 と悩み、考え続ける人こそが、 優れた医師やカウンセラーになるのだと思います。 (倫理的な責任を感じずにすぐ忘れてしまう人って、 人非人だと、私は思います。
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