本当に稼げません。 稼げないどころか、まともに生活ができません。 化粧品販売を行う美容部員も、自分が使う自社化粧品を自腹で買わないといけませんから、給与のかなりの部分をそこに持っていかれます。 社割はありますが、11,000円のフェイスパウダーが8,800円になる程度の割引しかないので、社割があっても負担はたいして減らないんですよね。 美容系でまともに稼ぎがあるのは、美容師だけだと思っていいです。 将来独立開業ができるし、変な話、体が動かなくなるまでできる仕事なんですよね。 老人ホームにシニアの美容師さんが行くっていうのも、ニュースで見たりします。 AIにとってかわられることもないですし、ロボットっていうのも難しい職業かと。 一旦、別の仕事もよく考えてみてください。 たとえば化粧品会社の総合職です。 美容部員は年収で250万から300万、美容部員の管理職で500万くらいで、その辺が昇給の限界です。 総合職は新卒で年収300万程度、少し出世すればすぐに500万になり、管理職で800万から1000万以上です。 大きな企業の重要な職種に就くわけですから、学歴フィルターがあると思っていいです。 早稲田大学、慶応義塾大学、東京大学、京都大学、北海道大学、上智大学、一橋大学などへ進学しないと、エントリーしてもその段階ではじかれてしまいうかもしれません。 化粧品のブランドを作ったり、新商品を考えたりする職種は、総合職の中の1部門です。 美容系を目指す人の中には途中からそういう仕事をしてみたくなる人がいるのですが、高3で専門学校への進学が決まっていたり、すでに高3で早稲田、慶応を狙うには勉強時間や学力が足りない人も多くいます。 中3の今ならまだ間に合います。 美容系が気になるということは、美容やメイク、ファッションに関心があるのだと思いますが、年収250万~400万って、生活するだけでいっぱいいっぱいなんです。 デパコスをコンスタントに買える年収は、500万以上です。 どんな仕事の年収がどのくらいなのかを調べてみて、どのくらいの年収があれば好きなように生きられるか、カツカツの生活になってしまって楽しみもなく日々を過ごすだけになるのか、っていうのを考えてみるのもいいと思います。 ざっくりしとした年収は、大人ならぼんやりわかると思います。 あなたの親御さんの年収、つまり世帯年収を聞いてみて、今あなたがどんな生活をしているかをよく考えてみるといいかもしれません。 子育てをしながら趣味にもお金を使える世帯年収は、1,500万以上です。 それでも子供が大学まで全部私立で塾も習い事も部活もとなると、親が自分のために好きにできる金額は、ほとんどないと思います。 好きなことをする時間も、なかなかないと思いますけれど。 そういうのを本気で調べてみると、現実が見えてくるのではないかなと思います。
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美容系の仕事を諦める必要はありませんが、それ以外の仕事にも関心を向けてはどうでしょうか。 美容師などの美容系の仕事は、お客様をきれいにして感謝される、やりがいのある素晴らしい仕事ですが、稼げないのはそのとおりのようです。特に年齢が高くなるほど平均との差が大きくなり、50代では年収で100万円程度の差がついてしまっています。 美容師 https://www.kenkou-job.com/beautician/oyakudachi/160.html 全体平均 https://doda.jp/guide/heikin/age/ また、美容師は手荒れが職業病とも言われているようですので、肌が弱い人には難しい職業かもしれません。 https://www.toyokagaku.biz/html/page14.html 中学生や高校生の頃は、社会との接点が少ないため、世の中には多くの素晴らしい仕事があることに気づきにくいと思います。今回は、美容系の仕事を目指そうとすることによって、自分の将来の職業を見つめる良い機会を得ることができたのだと思います。 この機会を生かして、世の中にある様々な職業に目を向けてみてはどうでしょうか。そのうえで、やはり美容系の仕事が良いのであれば、諦めることなくチャレンジすれば良いと思います。
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