指定校推薦で大学に入学し、その後公認会計士試験に合格した者です。 私も簿記2級を受けてから、会計士の予備校に通い始めました。 まずは結論から。 会計士試験を受ける前に簿記2級を受けることには、メリットとデメリットがあります。 メリットは2つ。 1つは、自分に簿記の適性があるか判断できることです。数字を扱うことが得意であると感じたなら、会計士を目指すことも視野に入れて良いでしょう。 もう1つは、簿記について知ることができることです。おそらく質問者様は簿記についてあまり知識がないと思います。会計士を目指し、予備校に大金を払ったはいいものの、簿記が退屈で仕方がないといった状況に陥るのを避けるためには、事前に簿記の基礎を得ることが有効です。 一方のデメリットは、時間が若干無駄になるということです。簿記2級の範囲は会計士試験の基礎なので、結局勉強内容が重複してしまいます。 以上より、私としては簿記2級を受けてから会計士を目指すかを考えるのが望ましいと思います。 ここから先は、個人的なアドバイスですので、参考程度にとどめてください。 以下 ①目指す資格について ②勉強を開始する時期 についてお話しします。 まず①目指す資格について。 質問者様は会計士を目指す理由を「勉強に自信を持つ」「将来稼ぐ」ためとおっしゃっています。 しかし、これらは会計士でなくてもできることではないでしょうか? 勉強についてはまさしく大学の本分です。収入については学歴や本人の素養次第ですが、会計士以上に稼げる一般企業もザラにあります。また、収入が高い資格という意味では、他に不動産鑑定士などもあげられるでしょう。 会計士試験は、質問者様の想像以上に過酷な試験です。 故になぜ資格を取るのか、そこを明確にして挑まなければ、撤退する可能性が高くなります。 簿記2級に受かった上で会計士試験を受けるか否か決める時には、一般就活や他の資格と比較した上で、それでも会計士を目指す理由を明らかにした方が良いかもしれません。 ②勉強を開始する時期 勉強慣れしている今しかないとのこと。気持ちは理解できます。 しかし、今まで勉強してきたのであれば、逆に今のタイミングでは遊んでおくことをお勧めします。(燃え尽き症候群の防止) 習慣は1月もあれば身につくものです。たとえ今勉強の習慣がなくなったとしても、会計士試験を受けるとなれば嫌でも勉強地獄になるでしょう。今まで遊べなかった分、そしてこれから遊べなくなる分、しっかり遊んでおくのはいかがでしょうか。 また、大学入学してしばらく経ってから会計士試験を目指してもいいように思います。 というのも、大学というのは多様な出会いがある場所だからです。きっとあなたの想像を超えた出会いがあるでしょう。映像演劇にハマったり、自学部の学問を突き詰めてみたくなったり…。質問者様の前には、無限の可能性が広がっています。 それにもかかわらず大学に入る前から会計士一本に決めてしまうのは、あまりに時期尚早ではないでしょうか。 あくまで職業の選択肢の1つとしておく方が、人生という長いスパンで見た際に後悔がないと思います。 以上をまとめると、今簿記2級を受けてみて、他の職業・資格と比較して、会計士を目指すか考えてみる。そして大学に進学後、職業選択の決定をするという方法が望ましいと思います。 以上、参考になれば幸いです。 簿記2級も決して簡単な試験ではありません。 合格をお祈りしています。
個人的には二級受かってからの必要はないと思いますが、若いのでそうしたいなら、それでいいと思いますよ。
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