がん専門薬剤師の資格取得はかなり大変なのでしょうか？ 半ば諦める方も多いと聞きます。 詳しい方教えてください

Question

がん専門薬剤師の資格取得はかなり大変なのでしょうか？
半ば諦める方も多いと聞きます。
詳しい方教えてください

Answer 1

実際に癌拠点病院（がん専門薬剤師研修施設）に数か月通ったり、必要なだけ勉強会に行ったり、ハードルは高いですね。
私は先輩が取るのを見ていただけですが。

そもそも、人選がかなり限られます。
腰かけ程度の薬剤師は、まず選ばれない。
（ぶっちゃけ、資格を取った後に退職されたら病院的にも痛手ですのでね。継続して勤務する人間が必然的に選ばれる。）
５年以上の実務経験も必要。

第一は、その研修に対して所属する医療機関が協力的でないと難しいです。
まぁ取れるならとっとこうかな。と言う資格では無いですね。

Answer 2

次の①から⑪までの全ての要件を満たしていなければなりません。（規程第４条の２、細則第１条、第１２条）
① 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた人格と見識を備えていること。
② 薬剤師としての実務経験を５年以上有すること。
③ 申請時において、本学会の会員であること。
④ 「日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師」、「日本病院薬剤師会日病薬病院薬学認定薬剤師」、「日本薬剤師会生涯学習支援システム（JPALS）クリニカルラダー５以上」のいずれかの認定を受けていること。（本学会「認定薬剤師」から移行した「医療薬学専門薬剤師」、「日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師」でも良い ）
⑤ 本学会が認定する「がん専門薬剤師研修施設」において、本学会の定めた研修ガイドラインに従って、がん薬物療法に関する５年以上の研修歴を有すること。
⑥ 細則「別表」で定めるクレジットを５年で５０単位以上取得していること。
⑦ がん専門薬剤師集中教育講座に１回以上参加したこと。
⑧ 本学会の年会に１回以上参加したこと。
⑨ 自ら実施した５年のがん患者への薬学的介入を伴った症例報告５０症例（３領域以上のがん種）を提出すること。
⑩ 以下の研究活動のうち、発表あるいは論文の条件のどちらか一方を満たすこと。
・学会発表
医療薬学に関する全国学会、国際学会あるいは別に定める地区大会での発表が２回以上あること。本学会が主催する年会において本人が筆頭発表者となった発表を含んでいること。
・論文
本人が筆頭著者である医療薬学に関する学術論文を１報以上有すること。学術論文は、国際的あるいは全国的学会誌・学術雑誌に複数査読制による審査を経て掲載された医療薬学に関する学術論文あるいは症例報告であること(編集委員以外の複数の専門家による査読を経ていない論文や商業誌の掲載論文は本条の対象外)。
⑪ 本学会が実施するがん専門薬剤師認定試験に合格すること。

かなりハードルが高いです。